こしょこしょ噺

好きなもののこと。育児のこと。あとはつぶやき。一姫二太郎を育てながらふらふら働いてます。

「4人のHARD」を観に行った話

シャヲルになったことをきっかけに仲良くなったオニュペンチング氏が4人版HARDをダンスカバーする、しかもチング氏がオニュさんパートを担当すると聞き、これは何としても見届けねばならぬということでその発表会へ行ってきました。K-popダンス発表会なるものをちゃんと観るのは初。ペンラふりふりつらつら考えたこと、そこでの踊りに胸を熱くした時間の記録です。
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↑おもっきしアウェイでも、やはりペンラとトレカ(友人はこのトレカのオニュさん衣装で踊る!)は欠かせないんだ

■神席Get!

今回の発表会は出場チーム全30チーム程度&各チーム人数は4名~26名なのでなかなか大規模な発表会でした。家族の晩御飯作ったり子の喧嘩仲裁したりしているうちに家を出るのが遅れ、会場到着が開演ぎりぎりに…ゼイゼイ言いながら会場に駆け込み、血眼で空席を探します(自由席)。すると、客席真ん中ブロックしかも前から3列目の神席が一つだけ空いていたのですばやくそこに着席しました。こういう身軽さがあるからぼっち参戦は辞められない…!客層は女性多めで年齢層まちまち。斜め前の母子がおそろいでSEVENTEENのペンラ持っててほほえましかったです。K-popの発表会とはいえペンラ振るのありなんか…!?とドキドキしながら鞄にペンラしのばせてきたけど、がぜんやる気が出てきました。

■いざHARD

発表会後半に「HARD」は登場しました。何よりもまず、本家HARDのビジュアル再現度がはんぱなく高いことに驚きました。

↑この見た目とほぼ一致していた

服一つとってもその辺のお店に売ってる服ではなさそうだから、ネットやら何やらで近い衣装取り寄せて組み合わせて加工して…ウィッグやアクセサリ等も含めてすごく手間のかかることだったと思います。出演者の本家へのリスペクトを感じて、曲の冒頭から胸が熱くなりました。
そして、HARDを4人で再現していたという点もすごくかけがえのないことで嬉しかったです。私が知る限り、4人のHARDのフォーメーションやその踊りを参照できる公式コンテンツはHARDのMVかそのBehind動画か、KASPER&KANYさんのドラフト版動画くらいしかないので情報が少ない&特にオニュさんのアドリブ風パートについてはカバーする本人がある程度想像で補って動くしかないという難しさがあると思います(イントラと出演者双方にとって、難しかったのではと)。あと大大大前提として、SHINeeの振付激ムズなので1曲分の振付覚えるだけでもたぶん大仕事。HARDはダンスチャレンジで拡散されることを狙って多少とっつきやすい風の動きになっているけど、あくまで「風」なので…動きが不規則で複雑で繰り返しが少ない、人数も少人数なので数によるごまかしがきかないetc.色んな意味でSHINeeのダンスをカバーすることはすごく難易度が高いと思います。そんな作品を、仕事やら家のことを対応しながら、必ずしも思い通りには動かない体とも相談しながら、残りの限られた時間を割いて練習を重ねこの作品を踊りきったということそのものが、かけがえのないことだと思いました。みなさん、かっこよかったよ♡

■その他、印象的だった演目など

他チームの演目を観ていて印象に残ったことも箇条書きします。

  • キッズの出演者きゃわわんわ。保護者とおぼしき関係者証ぶらさげた人たちがハラハラうるうるした瞳で客席から見守っていた
  • この人は一体何曲踊るんだろうと数えたくなるくらい色んなチームの演目に出ている人が、イントラ以外にもちらほらいた。It's so HARD
  • 出演者に関しては、動きの精度もさることながらやっぱり表情に目がいく。いい表情の人は、それだけも惹きこまれる
  • SEVENTEENの「Super」という曲がかっこいい群舞だったのであとで本家もみようっと
  • 後半は出番を終えた出演者も客席から参戦しており、特に若いひとたちが強火のイントラペンとしてかけ声MAX(「★★せんせいーー!!キャァァァカッコイーだいすきぃぃぃ!!!」)だったのがよき。イントラの方々もまた、彼女たちにとっては推しの一人なのだ
  • かくいう私も、チング氏と一度だけこのスタジオにレッスン行った時に担当してくれたイントラさんを最後の集合写真の時にそっと撮ったから♪(←怖)

■去年観ることができなかったものをこうして今

カバーダンスはお手本の振付をただ真似すればよいというものではなく、本家のパフォーマンスの雰囲気とかちょっとした仕草、作品の世界観など諸々の理解と再現が求められる奥の深いアクティビティだなぁと、今回発表会を観ていて改めて感じました。チームそれぞれの理解と再現の踊りを生で観れて、ついでに今K-pop界で好まれている曲も知れるという1度で2度おいしく素敵な時間をありがとう。

そして何よりチング氏はじめ出演者の方々、HARDの活動期やこれまでのSWⅥでは観ることができなかったオニュさんありのHARDを生で魅せてくれたことに感謝します。本当にありがとうございました!