こしょこしょ噺

好きなもののこと。育児のこと。あとはつぶやき。一姫二太郎を育てながらふらふら働いてます。

オニュ 2ndソロ・ミニアルバム『DICE』:沼の原点をプレイバック

私が初めてこのブログでオニュペン宣言をしたのが2022年8月16日だったらしいので、この日を私のシャヲルデビュー記念日とします。ということでオニュ寄りなシャヲルになってから1年以上過ぎました。物凄い飽き性の私が、気づけばオニュさんを、そしてSHINeeを1年間推し続けていたみたいです。すごいよオニュさん、おめでとう私。

1年間推させてもらったありがとうの気持ちを伝えるために私にできることはやはり書くことだと思うので、今回は私をオニュ沼に引きずり込んでくれた魅惑のアルバム『DICE』の1曲1曲に、改めてありがとう愛してるの言葉をかけていきたいと思います。
f:id:skytwo:20230813121612j:image

↑私がDICEを知ったのはカムバ期間もがっつり過ぎ去ったタイミングだったので、最低限の関連品を各所から買い足しました。6月のソウルコンに行った際にKWANGYAストアで買ったアクリルキーホルダーが本当にかわいくてお気に入り!

■サイコロを振るその前に

今回DICEをレビューするにあたり、DICEリリース当時のインタビュー記事をいくつか読み直しました。中でも以下の記事が、美しいオニュさんのビジュアルとともにその穏やかな熱量を感じ取れるのでお気に入りです。www.marieclairekorea.com

この記事から、オニュさんが『DICE』というアルバムに込めた意図やそれに関連したメッセージは以下と理解しています。

  • SHINeeとオニュのそのはざまにある、自分にしか出せない色を目指した第一歩となる作品
  • テーマは希望。聴き手によい影響を与えること。コロナ禍等何かしらの事情で孤独の中にある人にとっても希望になってほしい
  • アーティストオニュとして成し遂げたいことの達成度は今回のアルバム単体でみれば50%くらい。まだまだ新しいことに挑戦したい(なぜなら自分はSHINeeだから)。これから自分にできることをどんどん増やしていいきたい
  • 「今日一日楽しくすごしてみようか♪」というような心持ちでカムバ活動に臨みたい。自分からそんな雰囲気を広げていきたい。過去の自分はいつでも笑っていなきゃと思っていたけど、今はもっと自分の心を率直に表現することで結果的にそれが笑いにつながればいいなと思う。自分の責任でもって向き合っていきたい

この記事の言葉に時々立ち返ったり、あとはDICEの前後にリリースされているアルバム(『Voice』『Circle』)の曲とも勝手に紐づけたりしながら、DICEの一言レビューはじめます。

01. DICE

この曲のМVを1年前に「再発見」したことが全ての沼のはじまりでした…私がオニュさんにはまったのはDICEの映像の力も大きいので、MVの印象についても書かせてください。
爽やかで心躍るイントロで登場する緑ガウン姿の…えっクリーム顔についちゃってるよこの人!えっかわいぃ…と冒頭から衝撃を受けました。音はとてもポップな曲なのに、MVには何やら怪しげなマントとお面つけた怪人出てくるし緑のスライムみたいなのがホテルの壁に張り付いてるし、、MV観ている間中、私の頭の中は「!?」と「かわいい」「かっこいい」「ドキドキ」で一杯でした。中でも、Weekendboy姿に変化したオニュさんを観た時の衝撃は本当に忘れられません。DICEを観る前から既にオニュさんの過去コンテンツはいくつかチェックしていて、すんごく声がいい人、個人的ストライクゾーンに当てはまるビジュアルを持っている人、かつ挙動が何だか不思議な人という認識はあったんですが、それらのイメージをぎゅっと凝縮して具現化したかのようなベルボーイオニュさんに、頭の中の「好きぃぃぃぃぃ!!!」が鳴りやみませんでした。

f:id:skytwo:20230821115924j:image

MV終盤、実はとっても強かったヒロインちゃんに手を取られてスライムだらけのフロアを駆け抜けていく、わちゃわちゃとした多幸感もたまらない映像です。

SHINeeもそうですが、オニュさんのタイトル曲には、何かしら「あれっ?」という、倒錯的だったり一度聴いただけだと訳分からない感がある気がします。DICEであれば、一見ポップでおっとりして可愛らしい雰囲気なのに歌詞は熱烈に恋して足取りもふらついてたり、MVはちょっとシュールだったり…だからこそ、あともっかい聴こういやあともっかい…気づけば深みにはまっていくのでしょう。DICEの世界観通りに私をその魅力に引きずりこむ、素敵な魔性の一曲です。

02. Sunshine

収録曲の中では「Sunshine」「Love Phobia」「In the Whale」が三大好き曲です。中でもこのSunshineという曲は、ちょっと薄暗い部屋にまぶしい木洩れ日がすっと差し込んでくるような感じの明るい音と、旅に出る背中を押してくれる歌詞をあわせ持った一曲です。がっつり何泊もする旅行だけではなくて、例えば日々の通勤やちょっと近所の公園までお出かけするためにドアを開ける時の心も、この歌は軽やかに踊らせてくれる気がします。通勤時にオニュさんの歌を聴くなら、「Sunshine」か『Circle』に収録されている「Paradise」が純粋に気持ちをアゲてくれる曲としてとってもお勧め♪

03. On the way

時間がたつにつれてじわじわと好きになってくる、味深いバラード曲。大人びた音の曲だけど、友達以上恋人未満なふたりの関係性を歌ったような歌詞の世界観が『Voice』に収録されている「Sign」と似ていて実はいじらしい歌なのではと最近思いはじめました。O-NEW-NOTEのお花パートでSign→On the wayの順で確か歌われていたし、Signで可愛く「大好き♪」と言っていた主人公が大人になるとOn the way歌い始めるのかしら…とか色々想像がふくらみます。代々木のO-NEW-NOTEで、On the wayを歌いながらセンステの一番前まできてくれたオニュさんの姿の記憶とともに、ずっと忘れられない曲です。

04. Love Phobia

大好き収録曲その2です。圧倒的に音推しなSunshineに対して、この曲は歌詞を見て好きになりました。人との距離を縮めていくことに臆病になる気持ち、それでも愛してみたい(ここで言う「愛する」とは色恋だけではなく人との関わり全般もさしている気がする)、でもこわい、でも…と、終始葛藤し続ける歌詞の世界観に少し共感を覚えたからかもしれません。人との関わりに抱く昏い気持ちを歌った曲といえば、『Circle』に収録されているExpectationsの世界観にも通じている気がします。ただExpectationsではただの葛藤では終わらずに、「それでも僕は毎日期待する」という主旨の前向きな意思表示がされているので、この世界の主人公的存在は『Dice』から『Circle』にかけて心を成長させたのかもなぁと想像したりしています。

05. Yeowoobi

恐らく意図的にすごく平坦に平坦に歌うオニュさんの声と、つかみどころのない歌詞。これはバラードなのか謡曲なのか…DICEの収録曲の中で、つい最近まで1番感想が述べづらかったミステリアスな曲でした。それが何となく腹落ちしたのは、O-NEW-NOTEのトークでオニュさんがこの曲を「日本語で言うときつねのよめいりの歌です」という趣旨で説明してくれたのを聞いたときです。あぁそうか、狐の嫁入りか。ならほわほわ掴みどころがないのも確かにそうだな、そういうものだな、と。Yeowoobiの和訳が「天気雨」だということはネット情報のどこかで目にしていたんですが、それを感覚的に少しだけ理解することができました。まるで狐につままれたみたいなつかみどころのない感覚のまま、同じ雨をぼうっと眺めているかもしれないオニュさんを想像しながら、その幻想的な世界にぼうっと浸って味わいたい、そんな一曲です。

06. In the whale

大好き収録曲その3です。DICEのアルバム作成にあたり全曲の作詞にオニュさんが挑戦し、唯一世に出たという運命の一曲。そして今回、先述のマリ・クレールの記事を読み直して、In the whaleの独特な世界観が改めて大好きになった一曲です。「キャンプの収録をしている時に歌詞を書こうと思いついた」「クジラの中だけど暗くないように表現した」「きっとクジラが助けてくれる」等々、オニュさんでないと思いつかないユニークで優しい視点が記事では語られています。しかもクジラから脱出したらSHINeeの「Atlantis」の世界につながっているかもしれないらしい!めっちゃ明るい世界につながっている想定なことに驚かされました。一見暗いイメージがある場所でも、実は意外と暗くなくて、何ならすごく明るい世界に繋がっている…「希望」という、DICEに込められたキーワードを感じられるような、しっとりとした明るい世界観が大好きです。こんな唯一無二の曲をファンソングとして世に出してくれて、ありがとう。

===

ということで、結局一言ではおさまらないレビューでした。後の『Circle』という超大作の花の種がぎゅっと詰まった、ミニアルバムとは思えないぐらい中身の濃い作品。1年前にDICEに初めて出会ってからいつかブログに書いてみたいと思いつつ、なかなか思う言葉が見つからず、でも今ようやく何とか書き留めることができてほっとしています。オニュさんをお迎えする下地が、また少し整ったかな?だといいな。

最後に、マリ・クレールの記事からお借りした麗しきオニュさんの写真で締めくくりたいと思います。この先私の熱がどこまで続くかは全く分からないけど、まだしばらくは、心の根っこをこのひとにつかまれ続けていく気がする。

f:id:skytwo:20230821002542j:image