こしょこしょ噺

好きなもののこと。育児のこと。あとはつぶやき。一姫二太郎を育てながらふらふら働いてます。

ソウルコンのスタンディングを生き抜く ~事前準備や当日の所感~

今回私が参戦したSHINeeのソウルコンでは、「スタンディング」という形式のエリアが設けられており、私はそのエリアで参戦していました。日本のライブでは中々経験できないかもしれないこの形式でライブ参戦するにあたって準備したことや当日のオペレーション、ライブ中の所感など記録します。

■スタンディングとは

ざっくり言うと「座席指定のないフロアで立ちっぱなし参戦」エリアです。チケッティングの際、スタンディングエリアを中心に空きがあったので特に深く考えず(まぁ足腰わりと丈夫だから立ちっぱなしぐらいは何とかなるやろ)スタンディング席を取った私。後からスタンディング向けの公式アナウンスと、過去に他グルのソウルコンスタンディングに参加された方のレポをいくつか読み漁っていくうちに、立ちっぱなしであるということ以外にも中々強烈な形式であることが分かってきました。

【公式からのアナウンス※2023年SWⅥ@KSPO DOMEの場合です】

・開演2時間前には集合してね。そして1時間半前には整理番号順に入場列に並んでね。
・荷物は1つだけ持ち込み可。他は預けてきてね。

【過去の他グルのスタンディング参戦レポに書かれていたこと要約】

・山手線ラッシュ並みの混雑。会場集合から終演まで5時間拘束。お手洗いに行けない
・臨場感がすごい
・メンバーが出てきた瞬間人波がステージ付近の場所に一気に押し寄せるので、ステージ付近にいると命の危険あり
・臨場感がすごい
・ライブ後は人波に押されて粉砕されたペンラの残骸が散らばっていた
・ライブ中前にいたひとの長い髪がばさばさ邪魔だったので持ってた髪ゴムでそっと束ねた
・臨場感がとにかくものすごい

スタンディングで元気にライブ観て会場から生還するにはそれなりの対策が必要そうだとわかったので、私なりにいくつか準備していくことにしました

■スタンディング参戦を生き残るために準備したこと

・ライブ時の荷物を最小限にする工夫
→当日はホテルに荷物を置いてから参戦予定だったので、ライブ会場に持ち込む荷物は3点に集約。
①パスポートケース(の中にパスポートとWOWPASSとチケット予約画面印刷した紙と決済に使ったクレカとウォン少しとオニュトッキのアクスタをぎゅうぎゅうに押し込み首から提げる)
➁お水(ショルダー型のペットボトルホルダーに入れて肩から提げる)
③ペンライト(手持ち)
・厚底スニーカー
→足を踏まれて怪我しないようスニーカーはマスト。加えて、韓国の方は背が高いので、会場で少しでも視野が確保できるよう8センチぐらいの高さがある厚底スニーカー履いていきました。
・塩飴
→開演2時間前から屋外待機なので熱中症対策として。
・髪型
→誰かに束ねられる前にすっきりローポニーテール。
・休足時間
→ライブ後、がんばった脚に貼る用。

※2024年1月追記。この時は初夏だったけど、仮に私が冬のスタンディングに参戦するなら、水の代わりに白湯の水筒、塩飴の代わりにチョコとかキャラメルを持っていくかな。あとライブ後夜履く用の着圧ソックスもあるとよさそう。
とにかく外での待ち時間が長いから鬼のように防寒対策する必要があるかと思います。貼るカイロ、ヒートテック、ムートンブーツ、ダウンコート、マフラー、風を通さないタイプの手袋、バラクラバあたりか?バラクラバといえばキーくんが着用していたお洒落ウェアですが、ワークマンでめっちゃ実用性高そうな一品が1000円程度で買えます。あとは脱いだ防寒具を足元に置く時用にゴミ袋を持参するとよさそう。

■ライブ会場到着~チケット入手まで

ホテルまでの道で迷子になって時間をロスしましたが、徒歩部分の移動をすべて小走りで行った結果、開演2時間前ちょうどに今回の会場であるKSPO DOMEの最寄り駅(オリンピック公園駅)につきました。

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↑会場までの道沿いにのぼり!

会場に到着し、TicketBOXへ急ぐとそこには既に長蛇の列が…どきどきしながら最後尾に並びます。

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↑TicketBOX前。当日のソウルは晴天。気温30度。あぢぃ、、
私が所持しているペンライトが今回の無線演出に自動で連動できないタイプだったらしく開演前にヘルプデスクに立ち寄って手動設定してもらう必要があったのですが、果たして間に合うのか…?すると突然スタッフのお姉さんから声がかかり「スタンディングの人はこっちに並んで!」とのこと。スタンディングは早めにチケット受け取って入場列に並ぶ必要があるからなのかは分かりませんが、別列に誘導され、そこからは比較的スムーズに列が進んで無事チケットを受領することができました。(名字のアルファベット別にブースが分かれていて、そこでチケットサイトの予約画面とパスポートを見せてチケットゲット!)
その後ヘルプデスクのブースでスタッフさんに光の速さでペンラを設定してもらい、入場待機列へと走ります。

■入場待機列のこと

待機ゾーンにもすでに沢山の人だかり。整理番号順に大体どの辺に並ぶのかはプラカードが提示されている(No.200~400はここ、的な表示)ので分かりますが、そこからは列に並ぶ人々に「몇번이에요? Ticket number please?(何番ですか?)」と逐一声をかけて、自分の整理番号に一番近い人の間に入らせてもらい待機します。待機した瞬間から別の人に「몇번이에요?」と聞かれるのでチケットを見せて、少しずつ待機列が完成していく流れでした。こうして待機列に落ち着いたのが開演の約1時間前。当日のソウルは晴天。気温30度。やっぱりあぢぃ、、周りのシャヲルさんを観察すると、日傘さしたりハンディファン回したり冷えピタ貼ったりしゃがんで影で休んだりと、思い思いのやり方で暑さと日差しをしのいでいました。個人的には、荷物にならない冷えピタは名案!&もし前後の人に頼れるようなら交代で列抜けて日陰で休むのもいいなと思いました。幸い私自身は体感としてしのげる程度の暑さと日差しだったので、シャヲルの可愛いヘアアレンジを観察したりTwitterの盛り上がりを見たりしているうちに入場時刻を迎えることができました。暑かったからなのか緊張してたからなのか、お手洗い行きたい的なことはホテルまで一度も思わなかったかも。

■いざ入場~ライブ開始!

会場入り口にてスローガン二種を受け取っていざ入場です。

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↑6/23のスローガンたち。3日間ともデザインとメッセージが違ったみたい。
会場内は冷房がガンガン効いていてとても快適&フロア内も思ったほどぎゅうぎゅう詰めではなく、適当に見えやすそうなところに陣取ります。f:id:skytwo:20230630162810j:image

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↑会場の座席配置図と、私のいたエリア(Cエリア)からの視野。サブステが目の前に見える

ライブ開始直前にシャヲルで「Runaway」を楽しく合唱してスタート。今回最も恐れていた前に前に観客がどっと押し寄せる現象についてはなんと皆無でした!!もちろん、多少前後左右にずれて見やすさ確保しようという動きはありましたが、ほんとに、驚くほどシャヲル押してこないんです。シャヲルというファンダムの気質によるものなのか?今回のソウルコンで最も感動したことの一つでした。
そしてスタンディングの臨場感については噂通り、すごかったです!ちょっと背伸びすれば3人の姿が普通に肉眼で見えて、ちょっと後ろを振り返れば光波打つペンライトの素敵な演出を見渡すこともできるという、贅沢な経験だったと思います。

■最後に

こうして恐れていた事故やトラブルもなく、無事スタンディング参戦を終えることができました。待機列の日差しが強かったこと、ライブ後は脚がめっちゃ疲れたことを除けば、「もし観客がシャヲルなら」ぜひ次回もと思える形式です。
終日立ちっぱだった過去の仕事経験と、真夏の炎天下での運動経験と、何より、シャヲルの穏やかな気質に助けられてはじめて成立した、とてもとても貴重な経験でした♪