こしょこしょ噺

好きなもののこと。育児のこと。あとはつぶやき。一姫二太郎を育てながらふらふら働いてます。

SHINeeとコラボするJoguman Studioが気になりすぎてプロフィール整理

SWⅥの日本アリーナツアーの「アフターパーティ」をコンセプトをテーマに開催されるPOP-UPにてSHINeeとコラボしている、Joguman Studioに関する記録です。去年のHARDのBehind動画にて、オニュさんがこのブランドのキーリングを身に着けていたことをきっかけにシャヲルの間でも話題になった韓国の人気ブランドですが、今回のPOP-UPや2月のドーム公演でのグッズコラボなど更にSHINeeとの関わりが大きくなってきてとても気になるので、一体どんなブランドなのか調べてみることにしました。

※POP-UPのイメージ画像です。SWJの公式サイトよりお借りしました。

Joguman Studioとは

昨年、日本で初公式展開した時のブランド紹介記事から以下引用します。

■Joguman Studioの紹介

Joguman Studioは、ストーリーテリングをベースにしたクリエイティブスタジオで、オリジナルキャラクターブランドの「JOGUMAN(ジョグマン)」を通して様々な物語をお届けしています。「ぼくらはちいさな存在。でもそれは、重要じゃないということじゃない」というスローガンを中心に特有のユーモアとジョークを通して人々の日常にさりげなく溶け込み、ちいさくとも大切な幸せをお届けすることを目指しています。

※「JOGUMAN(ジョグマン)」という名称は韓国語で「ちいさい」、「ちっぽけな」という意味の形容詞「チョグマン」に由来しており、「JOGUMAN(ジョグマン)」は本来の意味の通り「ちいさくてちっぽけな存在」のことを指しています。

特に上記後半部分の、人々に幸せを届けるというこのブランドの目指す方向性がオニュさんとすごく似通っていて、それもあってこのブランドを立ち上げた人に興味を持った私。いくつか過去の情報を探してみたところ以下の二つのインタビュー記事に辿り着きました。

[Interview] Design Start-up Joguman Studio

시현하다 레코더즈

一つ目の記事は2018年にブランド創設者のお二人が出身校からの卒業生インタビューに答えたときのもの。二つ目の記事は2023年のもの(インタビュアーさんのプロフィール詳細は不明)。上記の記事から読み取れたJogman Studioに関する情報は以下の通りです。

 <1つ目の記事>

  • ブランドを立ち上げたのはHongさんとJodyさんのお二人
  • 二人とも韓国の延世大学国際学部の同級生。ちなみに延世大学は韓国のトップ校で、国際学部は最近できた学部のようで、TOEICで当たり前のように満点取る系の帰国子女や留学生の集うグローバル学部のようです。若きエリートや…!
  • Hongさんは大学卒業後大手のデザイン会社に就職するも、そこでの仕事に物足りなさを感じ数年で退職。同級生のJodyさんとともに2018年にクリエイティブスタジオのJogman Studioを立ち上げる

 <2つ目の記事>

  • 2023年現在では、Joguman Studioのコアメンバーは前述のJodyさんとベンさんのお二人 ※最初記事を読んだときはHongさん=ベンさんかなと思いましたが、Hongさんは女性でベンさんは男性なので別人ぽいです。まぁ5年も経てば色々あるということでしょうか。
  • ベンさんがビジネスサイドを、Jodyさんがクリエイティブサイドを担当
  • JOGUMANのブランドとしての最重要目標はキャラクターたちの可愛い姿を魅せることではなく、そのキャラを用いたストーリーテリングを行うこと
  • ブランドの世界観は「UBHC(Unforgiving Brutal Herbivore Club:容赦なく残忍な草食動物クラブ)」
  • Jodyさんが考えるこのクラブの加入条件は3つ
    • 不可抗力を受け入れよう:私が愛する人も、敵も、私自身もみないつかは死ぬという事を受け入れる
    • 人生の大小の成就を記念して祝おう:私はどんなことをしている時に楽しむ人なのかを考え、そういうことをする
    • いつも自分のために声を出して戦おう:私を放っておかない。自分のために激しく戦う
  • 「ぼくらはちいさな存在。でもそれは、重要じゃないということじゃない」というスローガンを掲げながらも恐竜をキャラクターモチーフに選んだ理由
    • 人間に対して「あなたはちっぽけな存在」と言って納得感がある存在だから
    • かつ、その恐竜自身もかつて大自然の前に屈して絶滅した経緯があり「あなただけではなく、私たちもみなちっぽけな存在だ」と言う資格がある存在だから
    • 肉食恐竜ではなく草食恐竜を選んだのは、肉食恐竜におびやかされる存在だった彼らに前に出る機会を与えたかったから
    • Jodyさん自身が、幼い頃から海外を転々としそのたびにマイノリティとしての孤独を感じていたので、そういった原体験も草食恐竜に着目するきっかけになった
  • Jogman Studioが最重要視する原理原則
    • すべての要素がその役割をちゃんと果たし、かつ全体として調和がとれているかどうか
    • 全ての選択が妥当かどうか、根拠がきちんとあるかどうか
    • キャラクターたちが自分に合った言葉と行動をしているかどうか
      ※笑い話として紹介されたepとして、外部とのコラボにおいて「キャラクターにこんなかわいいポーズをさせてください。キュートに作ってください」というリクエストがあったときに「うちの子はそんなことはしません」と拒否することもあるとか
  • これからJogman Studioが伝えていきたいメッセージ
    • ベンさん:社会が決めた枠や方向を追わずに、人々が自分だけの幸せを大切に一日一日を過ごせますように。また、自分が有り余る幸せな状態になれたとしたら、周りにもその幸せを分ける意志を持てますように
    • Jodyさん:「親切なのは素敵なこと」という認識が広まりますように。お互いに今よりもう少し親切で、他の人の立場に立って物事を考えられるようになったら、この世界は今よりもっと楽しく暮らせる場所になるのではないでしょうか

私が一番気になっている点は、数あるK-popグループの中からなぜJogman StudioがSHINeeとのコラボを決めたのか、ということ。ブランドとしての選択一つ一つの根拠やそこから描くストーリーを重視する彼らが、SHINeeの何に魅力を感じたのか…いつかSHINeeと対談とかしてくれないかしら。オニュさん復帰後にぜひぜひ、お待ちしています!