こしょこしょ噺

好きなもののこと。育児のこと。あとはつぶやき。一姫二太郎を育てながらふらふら働いてます。

日記:1/1-1/4

新年早々信じられないような出来事が続いています。難を逃れ、生活が保障されている立場の人間が何を言おうとも祈ろうともそれは偽善であり詭弁ではないかという自分の中での問いに、答えが出ていません。せめて今はできる限りの寄付をして、あとは、待ったなしに続く目の前の家族との暮らしや仕事に集中することにしています。そんな、年始の記録です。

■1月1日

・たまには飛行機で帰省しよう、という思い付きで朝イチの飛行機で帰省。だが乱気流の揺れを娘が極端に怖がってしまい大号泣。「モウニドトヒコウキニハノラナイカラァァァ!!!」と絶叫する彼女の背を必死でさすり続ける1時間だった

・毎年恒例義実家で親族の集い。それぞれの家族が数品ずつ料理を持ち寄るスタイルなので、沢山の品数を用意するプレッシャーがないのがありがたい。我が家だけ遠方からの参加なので毎年軽めの品で免除されている感じ。今年は田作り・伊達巻・シイタケの含め煮。義姉の作るグリル蓮根がとても美味しかった

・お腹もいっぱいになり、子どもも大人も一緒になって部屋ではしゃぎまわる。あまりに子どもが走るから部屋も少し揺れているのかな?と最初は思った。やがてそれがただの子どもの騒音ではないと気づく。子どもはテーブルの下に隠し、大人は扉を開けて避難経路確保。長く感じた揺れが収まり、とりあえずテレビをつける。どうやらただ事ではない規模の地震が起きたらしい

・集った親族のうち義兄は単身赴任先の金沢から帰省中だった。ばたばたと会社に連絡を取り始める。社員の安否確認の立場にいる彼はもうこれ以降は休日返上となるようだ

■1月2日

・夫方の祖母のお見舞いへ。高齢者施設入居中の彼女は98歳。浮世離れしたお嬢様感をただよわせる元気な人だ。彼女のエキセントリックな言動で義母は現在進行形でかなり苦労しているらしいが、長生きする人というのは意外とこういうタイプの人なのかもしれない。とはいえ、ひ孫たちにとってはただただ優しいおばあちゃんだ。施設の会議室でジェンガをしたりお菓子を食べたり、夕方まで穏やかな時間を過ごす

・滞在先の義実家で子ども達をお風呂に入れ、先に着替えが終わった子ども達をリビングへ。そこでついていたテレビを観た娘が「空港がもえてる」と一言。冗談きついなと思って画面を観たら、割とその通りの光景が広がっていた。昨日訪れたばかりの羽田空港

・骨組みまで見えるレベルで炎上する機体を観て、乗客全員無事という訳にはいかないか…と思っていたら、全員脱出に成功したという速報。訓練の賜物という言葉だけでは言い表せない、クルー一同の冷静かつ俊敏なプロの仕事ぶりにひたすら感服した
できることなら、相手方の飛行機の搭乗メンバも含めて、全員助かってほしかった

■1月3日

義実家にある餅つき機を使って餅つき大会をした。

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↑一晩水につけたもち米を
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↑餅つき機に投入し、「むす」
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↑「むす」が終わったら「こねる」
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↑その間にトッピングの大根おろし等を準備f:id:skytwo:20240104210401j:image

↑つき終わったお餅に餅とり粉をまぶしf:id:skytwo:20240104210410j:image

↑ちぎってまるめて完成
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↑w/大根おろし
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↑w/ぜんざい
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↑昆布入り、黒豆入りバージョンも作った。想像以上に勢いよくこねられる餅にお子達のテンションは最高潮に
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↑自宅への持ち帰り用にと、義母がのして固めて切ってくれた。帰りの荷物が重いでしょ、と後日レターパックに平たく入れて送ってくれるとのこと。毎回毎回たくさん気にかけて私たち家族に良くしてくれる、しっかり者の人。ありがとうお義母さん

・義実家近所の広い公園で、旦那氏や子供とひたすら走り回る

■1月4日

・「ばぁばのおうちにいるとお母さん全然怒らないね」と娘のコメント。確かに、ここでは旦那氏私以外にもじいじばぁば、時に義兄義姉の手があって、子どもの対応で一人やきもきしたりイライラする必要が全くなかったかもしれない(その分、対大人への気疲れはある訳だがそれは怒るというものではない)。これが続けられればいいのに

・義実家にバイバイし、私とお子達は一足先に弟との食事会へ。息子と弟は今日が初対面だ。お子達二人とも全く弟に対して人見知りをしなかったのは、何となく私と近い雰囲気を感じたからかな?普段全く幼児に接していない彼だが、彼なりに一生懸命子どもに優しい感じで接しようとしていたのも伝わったのかもしれない。彼の体調のこと、仕事のこと、この数日間のこと、子どもの近況のこと、他愛もない話をする。彼とはこういった他愛のない会話が普通にできる、ということ自体がとても有難いことだから、今回も実現できてよかった

・弟と別れ、旦那氏と新幹線の駅で合流し、夜自宅へ到着。ずいぶんと長い時間が経ったような4日間だった

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SNS上での投稿は少しの間お休みしていますが、日々の暮らしのことや推しのこと、やはり書きたいと思うことはあって、そういったことを引き続きこのブログに綴っていきたいと思います。拙い文章を覗きにきてくださっている皆さま、今年もよろしくお願いします。