2024年11月24日昼、7歳との散歩中のおしゃべりにて「オニュのコンサートにオニュのお母さんがきてたんだって」と話した私。子どもとのおしゃべり中に唐突にコンサートの話をし始める程度に、まだ私の情緒はあふれかえっていたらしい。すると彼女は「オニュのお母さんとどこが似てた?」と。私は「席が遠かったから見てないけど、お顔はオニュに似ているらしいよ」答えた。すると「違うよ、お母さんとオニュのお母さんはどこが似ていたのってこと。」という返事。問いの観点に少し驚きつつも、よく考えたら彼女にとってはまだ世界の大半は家族が占めている訳であり、物事を家族基軸に理解しようとするのは自然なことだと理解した。そして私はあまり迷わずに答えた。「オニュを好きなところは似てるかな。お母さんが娘ちゃんのことを好きみたいな感じ」
たぶん私が答えに迷わなかったのは、前に同じようなことをオニュさんが言っていたからだと思う。
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オニュさんファンコンサートHola!の日本公演に両日参戦してきました。本当はもっともっと記憶と感情の深堀を行った上で思慮深い文章にするべきなのかもしれない、けど、今の胸いっぱいの感覚が、山盛りの幸せいっぱいの感覚が薄れる前にどうしてもアウトプットしたい気持ちが強いので今書くことにしました。流れのままに書きなぐった二日間の記録です。長文ですがよければお付き合いください。
■久しぶり、パシピコ
今回のファンコン会場は、5月のミノファンコンと同様パシフィコ横浜にて行われました。みなとみらい駅の改札口を出て左手すぐのエスカレーターをゆっくりと上がっていきます。↑5月と同じく、巨大スヌーピーがお出迎え
↑横浜はそこここがクリスマス仕様
↑着いた↑こちらは2日目
↑ぬいぐるみは後日配送で予約済みだったし何も買わないつもりだったけど、当日販売の枠でジンニャンがまだSold Outしていないことを知り思わずお買い上げしたキーリング。予想以上にふわふわで可愛い
↑虹の名残りを見つけた。開演時間に合わせて雨が止み寒さが和らぎ虹が出るあたり、やはりオニュさんは太陽の精霊か何かだろうか
↑グッズ売り場の大ジンニャンを、売り場担当のお姉さんが後ろからさわさわ撫でていて可愛いかった。スタッフさんも魅了するジンニャン。魅力的なところはご主人様似かな
■セトリ
- Hola!
- 마에스트로
- On the way
- Cough
- Rain On Me
- 鱗
<客席に降りて質問受け付け>
<なんでも質問コーナー>
<もう一度見たいGIF> - Love Like Oxygen(SHINee)
【第二部】
<ベースボールチャレンジ>
<찡구の願いを叶えるコーナー> - No Parachute
- 매력
- Shape of My Heart
- Focus
【アンコール】 - View
- Stand By Me
- All Day
オニュさん、客席に降りてご挨拶!
■11月21日(木)
↑初日一部の衣装。名門校の教師にも生徒にもなれそうな、上品で可愛いスクール風ルック
心尽くしと愛されの結晶
可愛さ1214%ないでたちでステージに現れたオニュさん。オープニングのHola!を歌っている時もワンフレーズ歌うごとに右手側の客席にニコッ!左手側の客席にニコッ!と愛嬌を振りまくその姿を見ながら、「ああこの人は愛されの結晶だな」と思いました。これからも世界に愛されて長く幸せでいてほしい、と冒頭から既に胸いっぱいの気持ちでライブスタートです。
ファンコンサートという名前の通り、歌だけでなくオニュさんとファンが沢山コミュニケーションを取ってお互いに楽しく幸せな時間を過ごせるように、という意図で数々の企画が盛り込まれた大満足の2時間半。6月のGUESSと比較するとメントは遠慮なく通訳さんに頼っていて、いい意味で肩の力を抜いて、「●●でなければならない」という枷を自分の意志で手放していっているオニュさんが見られて嬉しかったです。
練り歩き
質問コーナーの前にオニュさん自ら1階客席に降りて찡구からの質問を受け付けてくれる素敵な演出。進行に気を配りつつその場で外国語で質問を聞いて外国語で答える、練り歩き中は通訳を通すことなく全てオニュさんが日本語でコミュニケーションを取ってくれていて、決して当たり前ではないすごくありがたい時間でした。客席でうけたいくつかの質問の中で「日本でやりたいことは何ですか?」という内容があって、それに対してオニュさんが「今やっている途中です!こうして皆さんと近いところで交流することが本当にやりたかったから」という趣旨のことを即答していたのもありがたかったし、そこから次の客席に歩いていく途中に「はぁぁ~幸せっっ!」という、6月のGUESSや9月のアドラでも言ってくれていた嬉しすぎる言葉をつぶやきながら歩いている姿も見れて、オニュさんが今そういう状態であることが私にとって何よりの喜びなんだと、改めて胸を熱くしました。
願いを叶えるコーナー
特に印象的だったのが、「SHINeeリングを見せてください!」の時のオニュさん。後ろにあるモニターを振り返ってこのお願いを見たオニュさんは、後ろ向きのままさっと右手を掲げて薬指に光る友情リングを見せてくれました。モニターに抜かれる右手、そこからふいにオニュさんが前に振り返り、リング越しにウィンク、からのぱっと両目を見開いた瞬間が最強にかっこよかったです。ウィンクそのものよりもその前後が異様にかっこいいのがオニュさんならではというか‥まんまと射抜かれました。他にもDance Whole Dayを一緒に歌えたりReplay日本語版を軽やかに歌っているのが聴けたりと、数々のよいお願いをしてくださった찡구さんとそれを選んでくれた運営様にあつく御礼申し上げます。
一番可愛いのは/無限の感謝
마에스트로における「🐰I swim You swim 손을 저어」「💎휘적휘적!(腕をパタパタ)」の掛け合いがやっぱり好きすぎるオニュさんは、メントにて今回もその掛け合いを찡구にリクエストし、휘적휘적を聞いて「🐰ウッヒアァァァァァ~みなさんカワイィィィィィィィ!!!!!」とすごくご機嫌で絶叫していました。そんなオニュさんが一番可愛かったことは言うまでもありません。
そして後半のメントにて、매력のラップが上手くできたという話題になった時にオニュさんが、「僕はSHINeeだからラップやる人が2人ぐらいいて自然と(ラップを)教わった。キーくんミノくんに無限の感謝を。もちろん、テミンくんジョンヒョンくんにも」とそう言って微笑んで可愛らしくお辞儀していたのが印象的でした。今回もSHINeeのことをちゃんと話題に出してくれたことへのありがたさもあるし、フラットな感じで(伏せるわけでも、力んで明るい雰囲気にすることもなく)ジョンヒョンさんのお名前を出していたこともしみじみと…そういう感じになれてよかったな、と。
フォトタイム
今回まさかのフォトタイムあり。オニュさんの日本のライブでは初めての試み。どこまで優しい挑戦をしてくれるんだ…涙。その時オニュさんが「🐰皆さんが普段携帯をしまって見てくれていてありがたいと思っていて、それで今回初めてこういうことをしてみました」という趣旨のことを言っていて、こちらこそありがとうと言いたい気持ちでした。日本における撮影厳禁ルールには賛否両論あると思いますが、それを多くの観客がしっかり守っていることについて少なくともオニュさんは好ましく思ってくれていたことが分かったのも、良かったです。こうして、沢山のありがとうの気持ちに満ち満ちた初日がお開きとなりました。
■11月22日(金)
初日の興奮冷めやらぬままほぼ寝ない状態で迎えた金曜の朝。子どもがいつもより早い登校だったためその送迎対応で4時台から始動したりと朝からドタバタでしたが、それらを光の速さで終わらせ、いそいそと横浜に向かいました。さて、オーラスのオニュさんの装いや、いかに?
…はい。この赤カーディガンを身にまとった大人チャラエレガントセクシージンギに全部持っていかれたという人は私だけではなかったと思います。オープニングVCRの後、Hola!のイントロとともにこのオニュさんがステージに上がろうとする後ろ姿がモニターに抜かれ、オニュさんがちらっとカメラの方を振り返って笑った瞬間、会場中が悲鳴に近い歓声に包まれていたもの。私も3階席からぼっちで絶叫していました。ファンコンのオーラス、後日WOWOWからお茶の間に放映される用のカメラも入る、そんな日に合わせてこのビジュアルに仕上げてくるあたりが、策士グリフィン策士ジンギの底力を見せつけられたようでもうどうにかなりそうでした。
ということで冒頭からオニュさんも찡구のテンションも最高潮で始まったオーラス。オニュさんの歌声も、その満たされた表情も、찡구達のナイス質問お願いも、全部が全部完璧としか言いようがなかったこの日のこと、全部を書いているといつまで経ってもこの文章が終わらないので、特に印象的だったことを抽出して書きます。
神がかったGIFとお願いの数々
今回選ばれた찡구さん一人ひとりに菓子折り持ってお礼にいきたいぐらいどれも찡구の需要をよく汲んだ素敵な内容でした。主だったところだと、
- GIF:アンコンでLike it を踊るシーン
- GIF:アンコンでカメラに向かってぐいぐいとReplayを踊るシーン
→実は今回初めて、もともとのGIFよりもそれを再現するオニュさんに射抜かれました。理由はたぶん、オニュさんのテンションが最高潮だったことと、あの赤カーディガンスタイリングでその動きを再現していたからだと思います。 - お願い:映画4分44秒で「나와!」と絶叫する台詞を再現してほしい
→最初こそ「🐰君のなは(나와)」と高度なボケをかますなどしていたオニュさんですが、いざ本番となると会場中の空気が震えるような神経質な絶叫を聞かせてくれてヒャッホゥ♪となりました。 - お願い:「よくがんばったね。ヨシヨシ」と言って頭をなでてほしい
→これをカメラに向かってした後の、ふっとカメラにほほ笑みかける表情が非常に甘くて、もうぼんやりとしか思い出せないにもかかわらず今でもにやにやが止まりません。
オニュさんの歌声
今年何度かオニュさんの現場に参戦する機会に恵まれて、回を重ねるごとに「今日のオニュさんめっちゃ声出てる」と思うことが増えてきたんですが、今回のオーラスのオニュさんの歌声はその記録をぬりかえるすごさで、歌う歌全部が音源越えでした。迷いがなく、音が外れることもなく、力強く突き抜けるような、それでいて柔らかな声。特に「鱗」と、お願いコーナーで出た「キラキラ」と、後述する「Focus」はものすごかった。彼が歌いきった直後から割れんばかりの拍手が会場中に鳴り響いていて、きっとその場にいた人全員が同じ感想を持っていたのではと思う。オニュさん、私はまだまだあなたの底力を知らなかったみたい。最強最高の声を聴かせてくれてありがとう。
幸せをまっすぐに表現してくれるということ
今年の復帰以降、数々の現場で「幸せです」と口にしていたオニュさん。お休みする前までとは違い、「僕もみなさんも一緒に幸せになりましょう」というスタンスで言ってくれていることだからきっともう大丈夫と思っていたけど、今回それを更に信じられるような、幸せそうなオニュさんの姿をいくつも見届けることができたのも本当に良かった。中でも「鱗」と「매력」の歌い終わりの様子が目に焼き付いています。
鱗:
この曲のものすごい歌声を会場中に響かせきったオニュさんは、少しだけ涙ぐんでいたようにも見えるけど本当ににこやかな顔だった。LGO期の後半にオニュペンになった私は鱗をカバーした当時のオニュさんのことは伝え聞きでしか知りませんが、敢えて歌い方を変えて試行錯誤を重ねたり、コロナ禍でライブ中客席からの歓声がNGだったり色々と難しいことがあったらしいと認識しています。そこから長いお休み期間を経て、今回すごくいい声が出せて(たぶんオニュさん自身も納得できる声だったのではないかと)、それに対して찡구から会場中に響き渡る歓声と拍手が返ってきたことは、オニュさんにとってすごく嬉しいことだったと信じています。
매력:
これを歌いきった直後のオニュさんが、「アハッ…アハハァァァッ!」という今までの現場で聴いたことがないような、ほんとに素でもれちゃった感じのすごく大きな笑い声を出していた。そうやって笑いながらダンサーさん達とハイタッチしていて。この人は今ほんとに幸せなんだと思わず私も確信する瞬間だった。
オニュさんがこんなにもストレートに幸せな自分を表現してくれるのを見たのが初めてで、それを찡구達に遠慮なく見せてくれたのが嬉しくて。アンコールの最後に「All Day」を歌うオニュさんと、宙を舞うお星さま型のメッセージと、それを照らす色とりどりの照明と、そして客席に光るパールアクアグリーンと大きな掛け声と…そういう光景一つひとつを目に焼き付けながら、終始私の頭の中では「良かったなぁ」「好きだなぁ」の声が交互にリフレインしていました。
公演の最後には1階席だけでなく2階席3階席にも練り歩いて会場中に挨拶にきてくれたオニュさん。手がびりびりしびれるぐらい私も夢中で拍手してありがとうを叫びながら、やっぱり頭の中ではその二つの言葉をリフレインさせながら、自分以外の誰かが幸せそうな様子を見て、こんなにも幸せを感じられるという不思議をかみしめていました。
その他諸々
On The Wayにおけるダンサーさんとの明るくチャラい絡み、マダムとのほっこりひそひそおしゃべり、ベースボールチャレンジのマジックテープぺろん事案(オニュさんには笑いの神まで味方している)、フォトタイムのキリンさん憑依、フォトタイムのネコさんがなぜかトラのような「ガゥゥッ!」、ジャイロさんの横顔、ジャイロさんのお星さまメッセージを見つめるお顔、ジャイロさんのお手振り、「💎사랑해ー!」「🐰나도ーーーっっっっっ!」
Focus:うねりと砂時計のゆくえ ※超個人的見解
何かのはじまりを感じさせるようなFocusの音とそこを流れるオニュさんの声🐚
— よ💎 (@yoshik_Onew) 2024年8月27日
きっと私は今すごく貴重な場面に居合せてるんだろう。「FLOW」が世に出る、その夜明け前#ONEW pic.twitter.com/Vv1sp2BwXc
Focusのシンセサイザー音を聴いた時に感じるまぶしさと、「忘れていた何かを思い出す直前の感覚みたいなもの」の正体について考え続けているけどまだ分からない。分かるのはこの曲がすごくいいってこと#ONEW_FLOW https://t.co/hkVXBTqu7z
— よ💎 (@yoshik_Onew) 2024年9月4日
FLOWのティザーで初めて聴いた時から圧倒され続けていて、言葉にならない部分が多かったFocus。現場で聴くことで何か分かることがあるかもしれないと、Hola!in台北の時にはそれはそれはどきどきわくわくしながら会場にいたことを思い出します。
噂には聞いていたけど、Focusのオニュさんの声と演出は凄まじかったです。リアルに鳥肌がたち、ペンラを振るのも忘れ、スローガンをただただぎゅっと握りしめて見入ってた。あの場を満たしていた「うねり」のようなものについて言葉にしたいけどまだ無理。とにかく最高だった
— よ💎 (@yoshik_Onew) 2024年11月2日
今回横浜で改めてFocusを目で見て聴いて、この会場を満たす「うねり」は、オニュさんの声や表情の力とか、彼が今身を置いている時の流れとか、その場にいる、あるいは少し離れたところから彼に愛と祈りをおくる人たちによる感情の波とか、そういうものが全部合わさってできたものかなと、そう感じました。
オニュさんの背景に映し出される大きな砂時計は、クライマックスにさしかかるとその中心に(砂時計の前で歌うオニュさんに)光の線がどんどん集約されて最後の最後にぱっっと弾けて消えていきます。オニュさんから始まった大きなうねりは再び彼のもとに集まり、弾けて粒となってオニュさんの中に帰っていったのだと、そう感じました。こうしてオニュさんは、彼を愛する人たちの想いも何もかもを受けとめて、自分の時流をこれからも力強く生きていく、そんなエンディングと次回予告を見届けたような気持ちになった…以上が、現時点で最大限言葉にできるFocusの感想です。
찡구から山盛りにおくった愛を一旦オニュさんが全部受けとめてさらっていったとするならば、私がFocusを聴くたびにその場から動けない感覚になったのは自然なことだと思いました。だって全部持っていかれたのだから。なのでまた次の気持ちをおくる。Focus最後の歌詞で言うところの「君に夢中で、目覚められない」のもまた良しだなと。すべてはこうして日常を生き抜き、起きていながら見ることができる貴重な夢です。
↑待つことの不安はもう何もないので喜んで待ちます。またねオニュさん
■おわりに:ただ君のことが好き
このドキュメンタリー映画のようなファンコンサートin韓国のBehind動画の中で、オニュさんは、「ファンの皆さんは自分の1から10まで全部好きでいてくれる。これはもう(別の)親じゃないかな?」という主旨のことをすごく嬉しそうな表情で話していました。私もこの言葉を聞いてすごくすごく嬉しかった。なぜならオニュさんにとっての「全部」を찡구が好きでいてくれていると、オニュさん自身がそう感じていることが分かったから。オニュさんが찡구を今すごく信頼していることが伝わったから。その感覚は今回の横浜でのひと時に居合わせる中で、より深くなった気がします。
(当然ながら推しとファンダムの1対Nの枠組みにおいて、ではあるけど)、オニュさんと찡구は今かなり愛し合ってるんじゃない?
オニュさん、グリフィンさん、ファンコンツアー完走おめでとうございます&お疲れさまでした!ファンに沢山寄り添った数々の工夫と挑戦に心から感謝します。沢山の幸せの形を感じさせてくれて、ありがとうございます。
これからもオニュさんが魅せてくれるもの1から10まで全部が好き。今のいい関係性を損なうことなく深めていけるような、そんな찡구でこれからもいられますように。
↑そして街はクリスマス仕様に
↑ファンコンのVCR観て絶対食べようと決めていたチキン
↑陰キャに優しくしてくれた素敵な方々、ご挨拶してくださった方々もありがとうございました