こしょこしょ噺

好きなもののこと。育児のこと。あとはつぶやき。一姫二太郎を育てながらふらふら働いてます。

ONEW ’Winner’ M/V Teaser #1(いつも以上に戯言)

オニュさん新作アルバムCONNECTIONのタイトル曲「Winner」のMVティザー#1が公開されました。前回公開されたアルバムプレビューから少し日にちがあいていたこともあり、少し緊張しながらその音を聴きました。結果、「만세」を聴いた時と同じくらいあるいはそれ以上に戸惑い、混乱し、それでも1月6日のリリースが待ち遠しくてたまらないヲタクの戯言メモです。ポジティブとは言えない感覚もあるし今書くべきなのかは少し迷いますが…カムバック直前の、すべてが詳らかになる前の今しかない感情でもあるのでやはり記録しておくことにします。
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どこかものがなしく、それでいて優しい音色。ぼぅっとしたオニュさんの目。
f:id:skytwo:20250105121711j:imageその美しさに魅せられると同時に困惑しました。これ、本当にアルバムプレビューで聴いたあの音と同じ曲なの?と。思わずアルバムプレビューを聴き直しました。
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映像に登場するオニュさんの佇まいはMV Teaserと地続きであることは観て分かる。でも、プレビューの映像で流れていた「Winner」と力強く歌うオニュさんの声と音が、最初に聴いたTeaserの音とうまく自分の中で結び付けられなくて。オニュさんや制作チームの方々は、それをどのように一つのタイトル曲としてconnectしたのか、今から本当に気になります。すごいよ、すごいよね?この曲。

■What is ”Winner”?

今回のタイトル曲の曲名が”Winner(勝者)”と知った時からずっと頭の中をぐるぐるしている問い。
オニュさんにとって勝つとはなんなのか?
何に勝つのか?
どうなっていたら勝ちなのか?
オニュさんは勝ちたい人なのか?
ということ。多分以前のブログにも書いたし旧Twitterでも定期的に頭の中をぐるぐるしすぎて数回つぶやいてる気がする。しょうもない問いだし、こんな問いに気を取られていること自体変なのだと思う。それでもこの問いに縛られているのは、恐らく私自身が「勝つ」という言葉のことがほんのり、いや嘘です、かなり苦手だから。
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いきなり個人的な話。私が小学生の時に通っていた塾は、『常在戦場』とか『克己』とか、今から考えると狂気としか思えない標語を掲げた超進学塾でした。「自分に勝て、ライバルに勝て、テストに勝て、受験に勝て!」と、難関校への受験を戦争になぞらえて、とにかくそこに勝つことがすべてとされる環境で小学校時代の大半を過ごして、その後も学校の成績とか、全国模試の成績とか、就職してからは営業成績とか、とにかく何かとの誰かとの相対評価の枠組みにおいて「勝つ」ことを求められる環境に長くいてすごく辟易した経験があるので、勝つという言葉への苦手意識が今でも強いです。人生のある時期から、「別に勝たなくていい。試合から降りたっていい。そこで自分なりの歩みを止めなければ生きていける」と考え方を変えたあたりですごく生きやすくなったし、今でも勝つというよりは、「勝ち組負け組」的な雰囲気に負けないことを意識して日々ぼちぼちと生きています。
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なので、次のオニュさんのタイトル曲は”Winner”だと知った時は、本当に申し訳ないけど「げげっまじかよ」というのが最初の感想。たぶん、この曲の歌詞やMVの世界観によっては最低限のスミン以外は全く聴かなくなるか、逆にどはまりして狂ったように聴きまくるか、私にとっては好みが両極に分かれる予感がしています。Winnerという曲を通してオニュさんのどのような価値観が垣間見れるのか、今からどきどきですほんと…。でも、今明らかになっている音やMVティザー映像を観る限りは、誰かを打ち負かすような構図の勝利とか、「勝利=正義=幸せ」みたいな私が苦手なメッセージとは方向性が違いそうなので期待感の方が強い。まぁでも実際は、私が苦手なメッセージの曲だったとしても、それがオニュさんの価値観であり今確信を持って世に伝えたいメッセージなのであれば、少し距離を置きつつもやっぱり愛するんだろうな。私にとってオニュさんはそういう対象のひとだから。
明日は仕事始めだし子どもの早朝送迎も始まるから、推しのカムバックに狂っている場合ではないのですが、それでも時間と余力ある限り新曲を聴き映像を観て、あれこれ悶えて楽しみたいと思います♪