2026年5月30日にソウルで行われた、 SHINee WORLD VIIIの公演2日目に行ってきました。私にとっては初めての、オニュさんがいるSHINeeの公演記録です。あまりに輝かしくてまぶしいパールアクアグリーン色の光の中で感じたこと、記憶したこと、そして「The Invert(反転)」というコンサートの副題について自分なりに考えたことについて記録します。週末にはSHINee日本公演が控えていますが、セトリについては韓国と日本で結構変わる可能性があるので記録として記載しています。ネタバレNGの方はこの先を読むのはお気をつけください…!
↑深夜便でソウルへGo。
↑快晴。
↑今回の新曲ティザーにたびたび登場した「Weather Rock」のモニュメント。
↑到着!
↑ダイス(オニュ)、チェス(テミン)、炎(ミノ)、鍵(キーくん)かな?SHINee Worldのロゴの真ん中に、くさびのように打ち込まれているSHINeeカラーのモチーフはジョンヒョンさんだと勝手に思っています。
↑会場の最寄り駅構内にもSHINee。
↑今回唯一お迎えしたグッズのうちわ。静止画だと伝わらないけど、角度によって表情が変わるのが綺麗。
↑いざSHINee!
■セトリ
SPOILER
【新】ANTI BELIEVER
HARD
BREAKING NEWS
SHERLOCK
★メント
ALL DAY ALL NIGHT
【新】POSSIBILITY
ELECTRIC
VIEW
DOWNTOWN BABY
JULIETTE
DRIVE
LIKE A FIRE
BEAUTIFUL
COLORFUL
SAVIOR
★メント
【新】HOURS
★映像 【新】STILL RAINING
DON'T LET ME GO
WISH UPON A STAR
DIAMOND SKY
★メント
GREEN RAIN
【新】THOUSAND MILES AWAY
★アンコール :待ち時間にシャヲルがLove should go on 歌う
【新】ATMOS
★メント
CHEMISTRY
EVERYBODY
★ダブルアンコール
I WANT YOU
POET | ARTIST
***
開演直前、定番の「Runaway」が流れ、無線制御のペンラが音楽に合わせてリズミカルに煌めき始めたのを見た瞬間の胸の高まりたるや!この日が自分の誕生日だったこともあり、SHINeeから特大のバースデーソングを歌ってもらっているような気持ちで公演が始まりました。
■セトリにおける「Invert」
一曲目のSpoilerが意外過ぎて、嬉しすぎて、そこに現れた彼らの立ち姿がかっこよすぎて、まだ一曲目なのに喉がつぶれるぐらい絶叫しました。SHINee正規第3集アルバム冒頭におさめられたSpoiler。このアルバムの全曲のタイトルが歌詞に盛り込まれている、ジョンヒョンさんの天才的な作詞センスが光るこの曲、13年前のアルバムのためだけに作られた曲だと私は思っていたし、これからも過去の音源以外では一生聴けないと思い込んでいたけどそうではなかった。冒頭から見事に予想をひっくり返され(Invert)ました。その他にもアルバム音源でしか聴いたことのなかった名曲の数々をたっぷり歌い踊ってくれるSHINee。わけが分からないぐらいテンション上がりっぱなし。ちなみにセトリにおけるInvertについては、キーくんもアンコール一曲目の後のメントで言及していて、「この公演がInvertなだけに、残りの曲もエンディングではなくオープニングであるかのように(反転)、改めて楽しんで力を合わせていきましょうか!」と言って観客を沸かせていました。その直後に披露されたのがChemistry(SW Ⅵの冒頭曲)とEverybody(SW2014 東京ドーム公演の冒頭曲)。超納得です。
■おかえり、キーくん
キーくん半年間の休業期間後の復帰公演でもあったSWⅧ。キーくんの姿を見たら泣いてしまうかなと思ったけど、久しぶりに見るキーくんがビジュアルも所作も歌もパフォーマンスも軽妙なトークも全てが完璧に仕上がっていて泣くどころではなく、ただ夢中になってキーくんを見ていました。観客が何の心配もなく公演に没入できるよう、考えつくして仕上げてくれたと想像すると、今になってじんわり泣けてしまう。やっぱりあなたはプロのエンターテイナーだ。おかえりなさい、キーくん。
■初めまして、SHINeeのリーダーオニュさん
不思議な気持ちでした。同じ人なのに同じに見えない。すごく静かな野性味と凄みを併せ持つこの人は誰だろう。今ステージに立っているオニュさんは、SHINeeの楽曲にどっぷり入り込んでいるんだと思いながら見てました。そんなオニュさんが歌うSHINeeの楽曲はどれも圧巻で。その声に他のメンバーの声が合わさっているのが心地良かったです。合わさっているのが良い、という意味ではダンスもそうで。私はオニュさんの重心低めの体幹が強い踊り方が好きなんですが、そこに「キーくん:研ぎ澄まされたお洒落な動き」「ミノさん:軸がまっすぐ。しなやかでダイナミック」「テミンさん:異次元。無重力。芸術」のそれぞれの動きが並ぶことで、ステージ全体で見た時の動きにすごくメリハリがあって、中毒性のあるパフォーマンスに仕上がっているのが最高でした。
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ステージパフォーマンス以外にも、これがSHINeeのオニュさんなのかなと思う場面は色々あって、例えばメントの時、弟たちが思い思いにしゃべり倒すのを穏やかに見守ったり、可動式ステージに入るときに自然に自分が先頭に立って柵を開け、弟たちを先に入れてあげたり…私はこれまでソロアーティストオニュさんの現場に行くことが多くて、そこでの明るくてマイペースでお話し好きなオニュさんの印象が強かったから、その自然でスマートなお兄さんとしての立ち居振る舞いに、新しい人を見るような気持ちでした。SHINeeのリーダーオニュさん、初めまして。
■その他印象的だったこと
雑多に記録します。全部が尊くて、切り捨てられる記憶なんてない。
- 冒頭のメント。挨拶の時にシャヲルのイテミンコールに乗って楽しそうにくねくねとフリーダンスするテミン。パフォーマンス時の異次元で芸術的な踊りとのギャップがすごい。コーチェラで一躍名を馳せたアーティスト様と同一人物なの?
- 次に挨拶したミノ。元気に挨拶してキーくんにバトンタッチしようとしたらすかさずキーくんに絡まれていた。「ちょっちょっちょもう終わりなの?(おまいもダンスするでしょ?)」的な感じで。その時さりげなくミノの額に手をかけて汗ではりついた前髪直してあげるキーくん。はい好き。
- かと思ったらキーくん、次またどこかのメントで今度はオニュさんの額に手をかけて前髪を直してあげてた。はい好き。
- Anti Believerの振付。縦並びになったオニュさんキーくんの動きのシンクロぶりが最高。
- Viewの最後、これまで見たことがないダンスブレイクがあって、それを踊る彼らの表情がそれはそれは楽しそうだった。
- Like a fireにて、オンキー高音対決みたいな場面があった。オニュさんにつられてノリノリで高音歌うキーくん。二人の声の掛け合いが最高だった。
- ATMOSが気になってしょうがない。爽やかでダンサブルなのにどこか神秘的で近寄りがたい雰囲気もある。振付が独特。ニュアンスつかむのが難しそうだがとにかく重心が低めの動きでかっこいい。この曲は(比喩的な意味での)嵐を呼ぶ曲だと思った。SHINeeでなければ表現できない曲だ。サビで繰り返しシャウトをする彼らの声と、ブリッジパートで思い切り叫ぶように歌うオニュさんの声が稲光みたいで、それが頭の中をぐるぐるしている。こんなに超ド級に声を張り上げても柔らかさを失わずにどんどん高く伸びていくオニュさんの歌声って、いったいどうなっているんだろう。
- ぐるぐるといえば、Electricをパフォーマンスする4人が力強く男らしさを出しつつ、妖艶なしなやかさを表現していたのがすごかった。すごすぎてぐるぐると頭の中をループしている。
- Green Rain歌い終わり、モニターにSHINeeのこれまでのライブ映像ダイジェストが流れて、ムビステもゆっくり後ろに移動してる時、オニュさんだけずっとモニターの方に顔を向けてじっと映像を観ていた。
- Poet|Artistをシャヲルもメンバーも一緒に大合唱して本当に楽しかった。そして、ジョンヒョンさんパートに入る直前にミノが「it’s Jonghyun time!!!!!」とノリノリで叫んで、そこでメンバーもシャヲルもぴたりと歌うのをやめて、ジョンヒョンさんのスキャットに聴き入っていた。彼の声を思い思いの様子で聴く4人はやはり楽しそうで、やはり彼らはジョンヒョンさんがとても好きなのだと思った。

↑Kspoドームの天井が星空になった。私はなんて美しい景色の中にいたんだろう。忘れられない景色が、また一つ増えました。ありがとうSHINee。
■おわりに:視点を反転させよ ※ほぼ妄想です
今回の公演のポスターには、巨大なドーナツ惑星のようなものが描かれています。なぜこの惑星には「穴」が空き、そこが輝いているのでしょうか。
一方、今回の公演のグッズ予告の画像にはこう書かれていました。
INVERT THE VIEW
light is found in every fall,
leaps begin at every finish.
※意訳※
視点を反転させよ
挫折の中に、光は見出される
終わりから、跳躍は始まる
***
語弊なく書ける自信があまりありませんが、やはりこの日に感じたこととして記録します。今回初めてオニュさんがいる4人のSHINeeを見て、そこには確かにジョンヒョンさんという「穴」があると私は思いました。ジョンヒョンさんのことだけでなく、メンバーそれぞれがこの18年間経験してきた様々な挫折や困難も、その穴には含まれていると思います。穴と言えば暗いイメージがあるかもしれません。しかし視点を「反転」させて、その穴こそが、ここから3年かけて創り出される新たなSHINee Worldの光る核だと考えるとどうでしょうか。かつてテリロガのMVにて、井戸のぽっかりとした穴をじっと見降ろしていた4人が、今は上を向いて(新曲Atmosの振付の最後も、彼らが凛として上を向く動きで締めくくられます)、穴からあふれ出す光を目指し前進しているように、私には思えます。SHINeeのど真ん中に確かにある穴を大切にかかえながら、シャヲルと共に永く歩もうと、そう彼らは伝えてくれているような気がしました。
これから行われるベルーナ公演で、そして次なる第二部第三部へ、さらにその先へ…どんなSHINeeが見られるのか今からとても楽しみです。
そして、私が2023年に心の底から願った「持続可能なSHINee」が、今素敵な形で実現されつつあることを嬉しく思います。ありがとう、SHINee。
シャヲルの皆さんもお疲れさまでした!