3/21にソウルで行われた、オニュさん初の公式トークイベントに参加してきました。私はオニュさんの歌声はもちろんのこと、ラジオ等でオニュさんが自分のことや自分の音楽作品について話している言葉を聴き、その姿を見ることが大好きです。なぜならオニュさんの価値観の一部を知ることができるから。いつかトーク会を開催してほしいとずっと願い続けてきて、その願いが叶って本当に嬉しいです。
オニュさんが真摯に、時にはおちゃらけて、時にはオニュさんの心の深淵に入り込み浮遊しながら、終始極めて具体的かつ直感的な言葉を紡いで話し続けてくれた、貴重な会の一部について記録します。

↑開演前。ステージ上にはポップアップの人気グッズの大盤ブランケットが敷かれたソファ、その上にお座りするうさぎのぬいぐるみ、本棚が置かれていました。
↑本棚にはグリフィン移籍後の各作品が、その他の書籍に交じって並べられていた。しれっと小型ギターが飾られているのは、今後弾き語りを披露してくれるフラグと理解していいでしょうか?期待しますよ?
↑参加者特典。
■第一部:オニュさん登場、「TOUGH LOVE」アルバム全曲解説
冒頭、ステージ上手からふらりと登場したオニュさん。アシンメトリーのお洒落なトレンチコートに、白シャツ白ベストに黒っぽいネクタイ、黒っぽいスラックス、そしてリムレス眼鏡着用というその装いがまるでどこかのインテリ教授のようでそれはそれは素敵でした。おそらく先週の音楽番組出演の際にオニュさんが眼鏡スタイリングで登場した回があって、ファンからの反響がものすごくて、チームオニュもその反応が楽しくて今回も眼鏡をかけてくれたと思われます。会の冒頭挨拶でも、「眼鏡をかけているせいか、皆さんの反応がいいですね!最近『眼鏡が本体だ』なんて話も出ているようですが。僕はただの眼鏡っ子になりたいです⌒▽⌒」と茶目っ気たっぷりに話していたオニュさんでした。
個人的にツボだったのが、そんなインテリ教授ルックのオニュさんが冒頭でトレンチコートをふぁさっ…と脱いで椅子に置いて観客を沸かせたのちに、自分用のソファの上に置かれていたうさぎのぬいぐるみを手に取って、「アンニョンうさぎさん♪」とにこやかにご挨拶したかと思ったら次の瞬間高速で椅子に投げていたこと。数秒前のコートを脱ぐ優雅な動作とのギャップがすごすぎて面白かったです。
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和やかなオープニングに続き、新作アルバム「TOUGH LOVE」の全5曲それぞれをオニュさん自身が解説するコーナーが始まりました。このパートだけで1時間以上たっぷり時間をかけてくれてたんじゃないかな?各ラジオ番組でも同様のアルバム解説は行っていましたが、今回はファン限定のトークイベントということもあり、大衆向けの番組では話されないようなオニュさん節や、オニュさんがアルバム制作時に感じていた深い孤独や苦悩についてもすごく細かくお話しされていると感じました。イベントに参加した韓国のファンの方々がトーク全般の詳細レポをXに投稿してくださっているので、興味がある方はぜひ検索してみてください!
■第二部:ファンの「好き歌詞」紹介コーナー
事前に「歴代のオニュソロ曲歌詞の中で好きな歌詞と、その理由」というお題で募集がかかって、集まった投稿の中からいくつかをオニュさん自ら紹介しコメントするコーナーでした。紹介される投稿が原文ママで美しいフォント(韓国のお洒落な詩集みたいな質感で、本当に素敵だった)の文字でスクリーンに投影され、ゆるりとソファに腰かけたオニュさんがそれを読み上げてコメントしてくれるという演出。せいぜい2~3件紹介して終わりかなと思いきや、実際は10件以上。これまた、たっぷり時間を使って紹介&お話ししてくれるという非常に贅沢なコーナーでした。ちなみに投稿が多かった曲ランキングは、
一位:TOUGH LOVE
二位:Flex on me
三位:Always
四位:Shape of my heart
五位:Winner
だったそうです。特にFlex on meが面白い投稿ばかりで(「自分で稼いで好きに使う」の歌詞が、ヲタ活で散財する自分もOKって公認されたみたいで超嬉しい♡的な内容とか!)オニュさんも終始爆笑していました。
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私もWinnerのとある歌詞について投稿したらありがたいことに採用していただいて、Winnerの歌詞を初めて読んだ時からずっと気になっていたこと(Winnerというタイトルの曲なのに、なぜ歌詞には一度も「勝つ」という言葉が登場せず代わりに「負けない」という言葉が綴られているのか)に直接オニュさんから答えてもらえたことをありがたく思うと同時に、そこで語られたオニュさんの価値観とファンへの想いがすごくしっかり繋がっていることにひたすら胸を打たれました。オニュさんのコメントは長くなるので、その他のトーク抜粋と併せて文末に記載しています。良ければご覧ください。
■第三部:フォトタイム、ハイバイ
たっぷり90分近くほぼノンストップで話し続けてくれたオニュさん。最後のフォトタイムでも観客からのリクエストに応じて様々なポーズを魅せて会場を沸かせていました。なぜかここでも高速で投げられるうさぎ人形さん、哀れなのかラッキーなのか。こういう時、撮れ高たっぷりのポーズをテンポよく客席から推しにリクエストできる方の頭の回転の速さと度胸が本当にすごいと思う。個人的には、「(テーブルに置いてあった進行表を)手に取ってかっこよく見て」的なリクエストが秀逸だと思いました。インテリ教授ルックの魅力をこれ以上引きたてるポーズがあるだろうか?いや、ない。
↑最後列から精一杯ズームして撮ったので画質終わってますが、インテリ教授ジンギ様です。お納めください。
↑ちなみに同じ瞬間を上手な方が撮るとこうなる。あぁ…美しい。トーク中無意識に手に持ったペンをくるくるっと上手に回すオニュさんの姿も、目に焼き付いています。
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こうして会はお開きとなりました。出口でオニュさんが立っていて一人ひとりお見送りしてくれるハイバイ付きの本当に贅沢な会。ハイバイは高速で行われるので会話できる余裕はありませんでしたが、「オニュさんありがと大好き!」という私からの声かけにも一瞬しっかり目を合わせて、ぴかぴかの笑顔を見せてくれました。
充実感たっぷりで会場の外に出ると、そこには先に会場を出たファンの方々がお向かいの道路沿いにずらりと整列する姿が。おぉこれはもしや出待ちか…しかもこの人数なら今なら並べそうだ。意を決して道路沿いの最後尾に並びました。からりとした晴天のもと、整然と一列に並ぶファンたち。何だかすごくオニュさんのファンダムっぽいなぁとほっこり。やがて会場からオニュさんがにこにこ手を振りながら出てきて車に乗り込み、出待ちの列の前を通り過ぎて退勤していきました。忙しい中の初のトーク会開催、長時間ぶっ通しで話し続けてお疲れの中、今日もそのぴかぴかの笑顔をファンに見せてくれてありがとう、オニュさん。
↑退勤のお姿。結構張り切って撮ったつもりだったのですが、後で確認したらピントが唯一合っていたのはこの一枚だけでしたとほほ。こんな残念写真でもそのぴかぴかと柔らかい雰囲気が伝わる推しは偉大なり。
■終わりに
オニュさんの頭の中にある素敵な「本棚」に案内されて、そこにある様々な本・様々な言葉を紹介してもらったような、そんな気持ちになれた会でした。他人が他人を完全に理解することはほぼ不可能と知りながら、それでも私は(オニュさんが教えてくれる範囲で)オニュさんのことを知りたいし、理解したいです。だから今回のような企画は本当にありがたかった。実現してくれたオニュさんとグリフィンさんに改めて感謝いたします。ぜひ次回のトークイベント開催もお待ちしています!
最後に、オニュさんが長い時間をかけてお話ししてくれた数々の内容のうち、書き起こしできた部分の和訳メモ抜粋を下記に記載し結びとします。特にアルバム解説パートは韓国の方がレポしている内容の方が圧倒的に正確なので、今回はそれ以外のプチエピソードや、オニュさんらしいなと個人的に感じた部分を中心に記録しました。参考程度にご覧いただければ幸いです。
※あくまで個人用の備忘録であり正確さの保証ができかねる内容ですので、他所への転載はお控えください。
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アンコン매력における「太腿強調ダンス」
🐰実は周囲から「これをやったらファンが絶対に喜ぶ」と強く勧められてしたもので、反応が良かったため、二度目の公演ではさらに動作をアップデートしました⌒▽⌒
Flex on me制作時にオニュさんがイメージしていたこと
🐰(この曲は)ただ感じていただければ嬉しいです。今回は、メロディが良くてリズムも良くて、素直に聴けるような。例えば、最初に考えた時は、ボートのようなものに乗って「うわぁ、日差しだ!」最後も「うわぁ!」みたいな、そんなことを考えていたんです。一人で走り回って、「わぁ、釣りをしたんだけど、これっぽっちが釣れた!それでもいいや」そんなことを考えていました。 そういう、特に何も考えない内容のようなものを。
Lie の制作エピソードの最後に少し話がふくらみ、「それぞれが感じる重さは違いますよね」という話をし始めたオニュさん。
🐰例えばマイクがあるとします。手のひらサイズと言っても、その「手のひらサイズ」が誰の基準なのかは分かりません。手のひらサイズの黒いマイクと言っても、それがどんな黒色なのかは分からないですよね。パウダーとかファンデーションの色を選ぶ時の「何号」といったものがあるように、黒色もいくつも存在する可能性があるし、重さが500mlのペットボトル半分くらいだと説明しても、自分の頭の中にある重さは人それぞれ違います。
全員が緑色を見て「緑色だ」と言うことはできても、この色が自分だけの緑色に見えているのではないか、という考えが僕にはあります。だから、そういったことを考えているんだと思います。
僕はなぜこの話をしたんでしたっけ⌒▽⌒? とにかく、良いものを見て、良いことをしながら生きていこうと。そんな話をしたかったんです。
Winnerについて
💎 「勝者」を意味する曲で「勝とう」という決意より「負けない」という決意を選んだ歌詞が本当に印象的でした。毎日仕事に追われて心が折れそうな瞬間ごとに、この歌詞が私の心を温かく包み込み、再び立ち上がる元気をくれます。オニュさん、トーク会開いてくれてありがとう!
🐰 本当にありがとうございます。勝者を意味する「Winner」という曲で、「勝つ」よりも「負けない」、こうした決意を選択した理由をお話しすればいいんですよね?
「勝つ」というのは、敵対的です。 僕が感じるには。自分が思いもしなかった状況で負けてしまうこともあるかもしれないけれど、それに見合うようにやってみるんだ、という思いがあります。「勝つぞ」というのは、誰かを踏み台にして這い上がるような感じがします。 僕が感じるその単語のニュアンスは。だから、そのように書いたのだと思います。「우린 지지 않을 거야」…あぁ、いつもそうでした。僕が見てきた皆さんはそうでした。負けなかったんですよ。
ほら(こないだの音楽番組でも)声でも勝っているし、光でも勝っているし⌒▽⌒、ペンライトを掲げている時にこうして会場全体を見渡すと、いや本当に、キラキラしたもの、それしか見えないんです。それはペンライトの光量が強いからというのもあるでしょうが、だからこそ僕がペンライトを作る時も、例えば透明なものを使うこともできるし、白く見せるにしても、後ろから透過して出る白と、他の少し厚い紙から出る白とでは違うじゃないですか。だから、最大限白くありながら透明に、そのように作りました。そんな感じだと思います。とにかく、皆さんが負けなかった、そんな姿を思い返すと、僕たちがこうして一緒に幸せに笑えるほど愉快なことが多いじゃないですか。お互いに楽しかった経験がたくさんありますし、だからそんな記憶を大切に持ち続けるために書いたのではないかな、と考えています。
締めの挨拶
🐰本当に皆さんがこのような考えを持っているということを、僕が話を少しずつ聞きながら「あぁ、本当にこんな風に思ってくれているんだな」とたくさん考えていたのですが、現実的な回答になれたこともすごく幸せですし、共感し合えたこともすごく幸せに思います。
だから、皆さんとお話しできるこのような時間がとてもとても大切に感じられますし、僕もまだ上手くはありませんが、別の方向から考えてみようと挑戦しているところなので、劇的に変わることはできないかもしれません。でも「変わったように見えるね」と思っていただけたなら、僕はたぶん成功したということなので、そんな姿もまたあるんだな、と思っていただければいいなと思います。
今日、一緒に過ごしてくださって感謝していますし、共感し合うというのは(他の活動とは)また確実に違うようです。サイン会のようなものともまた違いますし、とにかく、とてもとても良い時間でした。ありがとうございます。
オニュさん大好き。またね!