2025年11月29日、KEYLAND : Uncanny Valley in TOKYO初日の記録です。代々木第一体育館を満たす「赤とパールアクアグリーン色とラベンダー色の」空気の中で目撃した、キーくんによる進化し続けるエンターテイメントと、私が日々尊敬してやまない、その努力のあり方について書きます。
↑代々木第一体育館に入るのは2023年のO-NEW-NOTE公演以来なので2年半ぶり!
↑可愛いグッズたち。特にスカーフの柄がお洒落だった。

↑おみくじ代わりに、ランダムトイのガチャに1回だけ挑戦した。めちゃくちゃ可愛いアクリルキーホルダーが出て大満足。開演前から幸先が良いぞ♪
今回の公演のドレスコードは「赤」。会場内には目にも鮮やかな赤をまとったシャヲルさんが沢山いて、そこにパールアクアグリーン色のペンライトが灯る様子がとても美しかったです。おなじみの「Runaway」が会場内に流れて会場が暗転する瞬間のわくわく感はやはり格別。そしてオープニンングVCR。シルバーと黒の衣装をまとったキーくんが大画面に映し出された後、それと全く同じ衣装をまとったご本人がステージ上空の舞台装置に登場し、さぁ開演!
■セトリ
VCR
Strange
Helium
CoolAs
Want Another
バンドタイム
Killer
Guilty Pleasure
HUNTER
メント
Heartless
Good & Great
Pleasure Shop
Picture Frame
VCR(GLAM)
Another Life
BAD LOVE
Gasoline
Novacaine
Trap
アンコール
Imagine
Lavender Love
■Uncanny Valley を表現するということ
今回の公演の副題を「Uncanny Valley」にした意図についてキーくんは公演のメントにおいて、「この言葉自体は見慣れたものが急に怖く見えてくるという意味。可愛いと怖い、その微妙なところを狙う感じにしたかった」という主旨で説明していました。その言葉通り、各曲の演出や衣装はおどろおどろしい、可愛い、エモーショナル、かっこいいetc様々な要素がすごくいい感じにミックスされていて見ごたえのある公演だったと感じます。以下特に心に刺さったところをピックアップします。
Strange!
オープニングのStrangeのインパクトはとにかくすごかった。銀(金?)髪のエクステ、青みがかったカラコン、銀と黒とキーくんの真っ白な肌が交差する衣装。黒く長い爪のようなハンドグローブ。
そんなオープニングVCRから飛び出してきたかのような装いのキーくんが、ステージに吊られた舞台装置上で「Strange」と述べる(「歌う」というより「述べる」という表現が個人的にしっくりくるんですよね…伝わる人いるかな)たびに会場の四方八方に向けて挑発するような表情とポーズ(1サビあたりStrangeのパートは5回あったけど当然のように全て違うパターン)をがちっと決めてくるキーくんに冒頭から絶叫しまくりました。曲の終盤、センステに移動してきたキーくんがふと自分の黒い手元を、まさに「奇妙なもの」を見るかのような怪訝な目つきで眺めるアクションも歌詞にぴったりでよかったです。Strangeを歌い終わり、舞台が暗転した直後「ハァ、ハァ、ハァ」というキーくんの息遣いから次のHeliumが始まる流れ含めて完璧なつかみでした。
want anotherと歌うにはあまりにキュートな決め顔
以前HUNTERのアルバム感想にも書いたんですが、とにかく歌詞が煽情的でドSなWant Another。どんなパフォーマンスになるかと思いきや、サビの「Bet you gonna want another(賭けてもいい、君はもっと僕を欲しがるようになるよ)」部分にて、あの黒くて長い爪で顔の前にピースを作ってその間から小首をかしげてウィンクしていたキーくん。思わず歌詞のことは忘れて「カワィィィィィィ!!!!!」とこれまたヲタクは絶叫しました。●●と▲▲の微妙なところを狙う、これもまたUncanny Valley。
ダンス曲で踊らない
私が大好きなダンス曲Killer、今回は敢えて踊らない演出でしたが、それによりこの曲のメロディが持つ切なさが際立っていて良かった。そこからGuilty Pleasure~Hunterでバチバチに踊る流れもすごくメリハリがあって・・・直後のメントでめちゃくちゃ息があがっているキーくんを見るまでその鬼セトリぶりを忘れるくらい、心地よいオープニングパートでした。
heartlessでスタンピング&クラッピング
最初のメントにて、おもむろに「皆さんと一緒にやりたいことがあって」と言い始めたキーくん。「足を一緒に踏み鳴らして、そう、できれば手も一緒に叩いて!」と。言われるがままにスタンピング、クラッピングするシャヲル。「me first!」とキーくんがリードして歌い始めたのはHeartlessのブリッジパートの歌詞でした。気だるく退廃的な雰囲気を持つHeartlessをキーくんと一緒に歌うという演出がすごく意外で、でもすごく楽しかったです。
その他
・Hunter終盤でダンサーさん二人に後ろへと引き摺られる動きのところでキーくんが見せる「ギッッ」という表情。
・BADLOVE直後のGasoline。「Ramble!」って100回ぐらい言った気がする。爽快!
・Good&Greatのステージ装飾の中に「グッドアンドグレート」というネオン文字があってレトロ可愛かったりと、他にも見どころたっぷりのUncanny Valleyでした。
■キーくんの言葉たち
今回もユーモアたっぷりなメントを披露してくれたキーくん。ライブ直後にメモ代わりに旧Twitterで投稿しまくったものからいくつか貼っておきます。
251129 keyland
— よ (@yoshik_Onew) 2025年11月29日
「(もう)12月なのひどくない`ㅂ´*!?」
完全同意だよキーくん
251129 keyland
— よ (@yoshik_Onew) 2025年11月29日
アンコールのとびきり可愛い衣装のフードに緑のボクシリ人形を仕込んでいたキーくん。くるりと後ろを向き、ボクシリを指でちょんちょん動かしながら「コンニチハ~」と言い始めた時にはあまりの愛くるしさに二階スタンドから転がりおちるかと思った。
とりあえずミーノは買うよね
— よ (@yoshik_Onew) 2025年11月29日
「あの居酒屋とかで出てくる…緑の…(💎枝豆!)そう枝豆。あれを揚げた?(💎ミーノ!ミーノ!)そうミーノ!`ㅂ´*」
っていう掛け合いもほっこりしますた pic.twitter.com/2SASACrZgY
■Lavender Loveとパールアクアグリーン
アンコールのメントを、「今回の公演には笑顔で歌える曲が少なかったけど、ページの最後は皆さんの目を見て、笑顔でこの曲を歌いたいです」という主旨の言葉でしめくくり、Lavender Loveを歌い始めたキーくん。先日行われた韓国公演ではこの曲の途中でキーくんが号泣したというレポも読んでいたので私自身泣く気しかしていなかったのですが・・・いざ目の前でキーくんが歌い始めたら、本当にその言葉通り、2階スタンド席からでも分かるくらいにニコニコ笑顔のキーくんが、ステージの端から端までゆっくりと移動しながら各階のシャヲルに目をあわせて歌ってくれていて、自然と私も笑顔になっていました。そんな笑顔のLavender Loveを歌い終わり、最後の間奏が流れる中ステージ後方へと歩いていくキーくん。最後に客席に向き直ってしてくれたのは、あのおなじみのサムズアップでした。
※マスター様の写真をお借りしました。
メント中も、他のメンバーに対する自分の気持ちとして「ソロとしてもSHINeeとしてもがんばってくれてありがとうと伝えたい。(メンバーが)隣にいるとなかなか言えないけど」という主旨のことを言っていたり、ソロ公演においてもちゃんとSHINeeを感じさせてくれるキーくん。SHINeeの誰よりもビジネスライクのように見えて、SHINeeに対してはすごくウェットで、SHINeeを欲するシャヲルの気持ちにもちゃんと応える言葉をくれるキーくんのことがやっぱり大好きです。
■おわりに
中盤のメント中、「年末でめっちゃ忙しい」とぽそっと言っていたキーくん。キーくんの公演は今回もこのうえなく完璧で、それと同時に、多忙を極める現状とか、完璧でい続けるために努力している自分の姿も率直にあっけらかんとシャヲルに伝えてくれるところを、私はとても信頼しています。12月に北米ツアーを控え、来年の日本ホールツアー開催が決定し、韓国のレギュラーの仕事に加えて「今年やるはずだったけど来年になった企画」も色々あることを予告して・・・これで「大丈夫だよ!」等々でかわされたらそっちの方が不安になる。その点をはぐらかさない、できないことは言わない、できるか分からないことでも「僕の気持ちとしては」と述べた上で前向きな展望を予感させてくれる。そういうところを、信頼しています。
北米ツアーに向けた抱負として、「できればプロモーション活動として現地のYoutubeやラジオにも出たい。(ライブの)MCも通訳なしでやってみようと思う」とキーくんは言っていて、そのために英語も頑張っていると観客に伝えていました。想像もつかない忙しさの中、どこまでも努力する人だ。
SHINeeのメンバーそれぞれがものすごい努力家なのは大前提として、中でも私がキーくんの姿勢にひときわ鼓舞されるのはなぜなのだろうとずっと考えていましたが、今回のKEYLANDで少し腹おちしました。おこがましい言い方をするなら、キーくんの努力の方向性の一部が、身に覚えのあるものだからだと。論文執筆とか、英語学習とか、私自身も過去にやっていたこと。ただし、キーくんの一億倍くらい暇な状況下で。忙しさを言い訳にせずベストを尽くすとは例えばどういうことか、凡人の私にもイメージしやすい形でキーくんが見せているからこそ、私はその努力に共感し、尊敬し、「だから私もちゃんと働こう」という気持ちになるのだと思います。
とてつもない秀才、キーくん。そんなキーくんにこれからも私は憧れて、元気をもらい続ける気がします。日本のホールツアーできっと会えると信じているよ。良い11月の締めくくりをありがとう、キーくん。