オニュさんの新作日本アルバムSAKUリリースまであと10日ちょい。その前にできることで、私は何かを忘れている気がする…と考えたところ思い出しました。私はまだ、オニュさんの最初の日本アルバム「Life goes on」についてひと言もこのブログで書いたことがありませんでした。これまでLGOについて書いてこなかったことに特に強い理由がある訳ではないですが、恐らく私がオニュペンになったのがLGO活動期であり、当時はまだ推しの作品は書く対象ではなく聴いて愛でる対象だったからだと思います。
来月に日本アルバム第二弾のリリースを控えたこのおめでたい時期、せっかくなので今回の文章では、Life goes onアルバムの中でも私が特に好きな曲である「夜明けの世界」について少しだけ感想を書いてみることにします。
↑私が初めて買ったオニュさんのアルバム。オニュペンになりたての頃はアルバムに複数の形態があることなど全く理解していなかったので、取り急ぎオンラインストアで在庫があった中からこれだと思うものを一つだけ選んで買った。
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私は「偏食」が激しいヲタクである。同じ最推しであってもこの時のビジュアルが好きこの楽曲が好きetcというのがはっきりしていて、一度気に入るとそればかり延々と観続け聴き続ける(対象に入らなかったいくつかのものたちよ、すみません。すべては私の狭すぎる度量のせい)。アルバムLife goes onの収録曲で言えば、「夜明けの世界」は好きのど真ん中の一曲だ。今年2月に横浜アリーナで行われたオニュさんのソロコンにて、日本公演のためだけにこの曲をセトリに入れてくれたことがどんなに嬉しかったか。
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この曲を好きな理由。まず何よりも歌詞がいい。自分の母国語で歌われる曲は言葉の意味するところが分かってしまうゆえに、そこに綴られる言葉に共感できるか否かが、私にとっては好きとそれ以外をはっきりと分けることになる。その点で、夜明けの世界の歌詞は、「夜の暗さ」と近いところにあることに共感する。だから好きだ。暗い夜を知っているからこそ夜明けの光の色に憧れ、目の前に広がる水平線に美しさを感じられるとそう思うから。
オニュさん自身も少なからず夜の暗さを知っている人だと私は思っているので、夜明けの世界の歌詞はすごくオニュさんに合っているし、それを朝の陽ざしのごとく軽やかに爽やかに歌う様子も含めて本当に好きだ。
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夜明けの世界の歌詞には、「残酷な横顔」という不思議な言い回しの一節がある。「むごたらしい」という意味を持つ言葉に「横顔」が続くのはなぜだろうか。むごたらしい横顔?直訳では今一つぴんとこない。迷いに迷ってchatGPTに「残酷な横顔という一見不可解な表現が言わんとするところは何か?」と尋ねた。するとchatGPTは以下のような返答を返してきた。

「横顔」をその人の側面の比喩として考える。これで納得がいった。そしてこのフレーズに、オニュさんがステージで圧巻の歌声を響かせる姿や、最近の公演のメントやfrommで心の悩みを素直に打ち明ける様子が重なって、やはりオニュさんをよく表現している歌詞だとそう思ったのだった。良い歌詞を書いてくれたTanaka様、ありがとうございます。
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今のオニュさんの姿につながるようにも思える、夜明けの世界の世界観が好きです。この歌詞で言うところの「君」をオニュさんととらえて解釈するならば、残酷で美しい横顔を見せる君の、(遠く離れた)隣にいたい(そして応援したい)という内容に共感します。オニュさん自身も、「夜明けの世界の景色」を信じて引き続き歩き続けることができますように。そして、朝までぐっすり眠れますように。
オニュさんのその他数々の楽曲と同様に、この曲もまた、今のオニュさんの力になるといいなという願いを込めて。
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🎪日本武道館
2025年10月3日 (金)
2025年10月4日 (土)
2025年10月5日 (日)
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