オニュさんのソロカムバはもちろんのこと、つい最近鮮やかな赤髪にチェンジしたキーくんの次回作からも目が離せないヲタクです。ということで今回は、5月に行われたSMTown Live L.A.での現地メディアによるキーくんへのインタビュー記事を一部抜粋して意訳します。キーくんの次回ソロ活に関すること、そして、個人的にキーくんらしい受け答えだなと感じた部分中心に。これぐらいの内容であれば彼は英語で普通に話したかな?たとえ外国語であっても、それを用いて自身のポリシーを相手に分かりやすく伝える力、やはり秀逸。
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直近のリリース作品はPleasure Shopでしたね。この作品もすごくキーさんらしいと思いますが、過去の作品とは少し違う雰囲気を感じます。ソロアーティストとして、音響面ではどの立ち位置にいると思いますか?新たな挑戦に踏み出すのでしょうか?
K-popの良いところの一つは、ジャンルがないことだと思います。僕は人間的にすごい変わり者で…映画オタクです(笑)。K-popにおいては、文化も、ジャンルも、映画も、全部ごちゃ混ぜにして一つのアルバムに盛り込むことができる。僕には才能があるとか、何でもできるってことを言いたい訳ではないです。次に何をしたいかは自分でもまだ分からない。その年の全体的な雰囲気とかトレンド次第だと思います。過去の自分の作品からアイデアを得ることもできるし次もそうするかもしれない。だけど今年は、キボム(彼の本名)的にはPleasure Shopはちょっとマイルドかもしれない。もう少し強めのものをやりたいです。Gasolineがすごく恋しいので、そういう系のものを今年出すアルバムには盛り込む予定です。
音楽は自分の一部に過ぎないと仰いましたよね。キーさんは人生のパーツをどのように区別しているのですか?
誰もが自分だけの12のアイデンティティを持っていると思います。セレブだけではなくて誰もが。仕事に行く時、学校にいる時、親友と会う時、逆に嫌いな人と会う時、それぞれ全く別人みたいに振舞うことがありますよね。アーティストもそれと同じです。僕だって人間だから、機嫌が悪くて悪ガキみたいに振舞うこともある。あと、信じてもらえないかもしれませんが僕はちょっと恥ずかしがり屋です。ある時は恥ずかしがり屋で、気難しくなったりもする。一つのアイデンティティにひとくくりにすることなんてできない。バラエティ番組に出る時は自分のことをコナン・オブライエンのようなコメディアンだと思うようにしているし、ステージに立つ時は、自分はポップスターだ、マイケル[ジャクソン]だと思うようにしています。雑誌の撮影であればモデルのように振舞うし、プライベートでも様々な自分として振舞うことに変わりはないです。「僕は誰?」とか、「キーってどんなジャンルのアーティストなの?」にこだわることはしません。僕がとにかくいっぱい詰まっているんです。