今のバッドコンディションとタイミングを合わせたかのように旧Twitterにログインできなくなった。Webでは問題なくログインできるのでただのアプリの障害なのだろうが、5/25のライブビューイング視聴までは情報を遮断したかったのでちょうどいい。今回のSHINeeデビュー記念日に合わせてbiaswreckerさんがViewに関して過去執筆したブログ記事を再度公開しているので、今回の文章はその記事の中でも、「View」を作詞したジョンヒョンさんが歌詞に共感覚を盛り込むきっかけとなったエピソードについて抜粋して意訳します。静かに5HINee is backを待ちながら。
「View」という曲のインスピレーションは、恐らくある一通の手紙からきている。
2015年1月15日、SHINeeのジョンヒョンがMCを務めるラジオ番組「青い夜」に、共感覚と呼ばれる症状について綴った手紙がリスナーから送られてきた。ジョンヒョンは毎夜の番組中に様々なエピソードを紹介するのを好んでいて、今回の手紙の内容はとりわけ彼の興味をひいたらしかった。手紙主のリスナーは、ジョンヒョンの声が、特に「青い夜」を聴いている時に金色に見えるとそう表現したのだ。
FYJjong(※ジョンペンさんによるメモリアルブログ)の記事内の文字起こしによると、その手紙の内容はこのようなものだったという:
「青い夜」を毎晩聴いているうちに、ついにこのお手紙を書く勇気が出ました。私は(他の多くの方がそうであるように)、ジョンヒョンさんの「明日も休みにここへ来てくださいね」というエンディングメッセージを聴いて毎夜眠りにつくリスナーの一人です。実は私、共感覚という特性を持っています。共感覚とは、音が何かしらの色に見える特性で、このために大勢の人の声や雑音がある場所に行くことがとても苦手です。道を歩くときはイヤホンをして慣れ親しんだ曲を聴くことが多いです。それでもつまずいてしまうことがしばしばで、だから曲を聴く時には目をつぶるのが昔からの習慣になっています。中学の時、姉におすすめされて初めてジョンヒョンさんの曲を聴きました。初めて聴いた時、「あぁ秋の陽射しみたいな声だな」って感じたのがまるで昨日のことみたいに思い返されます。今は大学を卒業して近所の静かな場所に引っ越し、そして今「青い夜」を聴いています。
最近は、ラジオから波のように打ち寄せてくる金色の声を観ながら眠りについています。だからありがとうって言いたかった。この手紙をどう締めくくっていいのかよく分からないけど、毎晩あなたのエンディングメッセージを聴きながら、あなたもまたゆっくり休むことができたらってそう願ってるんです、ジョンヒョンさん。
「じゃあ、あなたには僕の声が金色に聴こえるってことなの?」ジョンヒョンは手紙を読み終わった後そうたずねた。そういう評価を聴くこと自体は光栄だが、実際にそう感じてしまう特性を抱えて生きるのは大変なことだと、彼は理解していたのだ。もっとよく知るために、このMCはいつものようにオンエア中に手紙主に電話をかけて、彼女のストーリーについて詳しく聴くことにした。
電話ではその手紙主は自分自身のことをただ「J」と名乗り、ジョンヒョンの声は「秋の日のとてもよく澄んだ空に、陽射しの色が地面に反射してきらきら輝いている感じ」だと言った。ジョンヒョンは深く心を動かされ、「…あなたの一日も金色に輝いて終わることを祈っているよ」と「J」にそう言った。
この時のエピソードがSHINeeのキャリアを変える一曲につながるとは、彼女には思いもよらなかったことだろう。
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単なる感動エピソードとして消費することは決してできない、あまりに優しくて繊細で感受性豊かなお二人のやりとりに胸がつまります。
このジョンペンさんも、今回のカムバックを少しでも温かな気持ちで心待ちにできているといいな。一緒にお祝いしましょうと、勝手にそんな気持ちでいます。