3月30日に横浜Kアリーナで行われた合同フェス「The Performance(以下、ザパフォ)」へ、ミノとキーくんを応援しに行ってきました。昨年夏のkeylandぶりのキーくんのパフォーマンスとトークに絶叫し、その他魅力的な出演アーティスト様たちのパフォーマンスにわくわくし、当日の航空機トラブルにより一時は出演自体が危ぶまれたミノが魅せた本気にやっぱり絶叫してじんわり涙し、最後はミノとキーくんのわちゃわちゃにSHINeeを想う、そんなひと時の記録です。
■駅からのアクセス改善!Kアリーナ
会場は昨年に引き続きKアリーナ。従来、Kアリーナと最寄りの横浜駅を結ぶ道が一本道しかなかったため終演後は恐ろしいくらい混雑する(行き15分&帰り1時間、みたいな)のが難点の会場でしたが、つい最近もう一つのルートとして歩道橋が新設されたそうなので今回使ってみました。
↑横浜駅を出たところ。左手の階段を下りて歩道橋へ向かうようスタッフさんに誘導されます
↑写真右手がKアリーナ直通の新しい歩道橋です。行きはもちろんすいすい。帰りも人の通行量こそ多かったですが渋滞することなく横浜駅まで歩くことができました!これならみなとみらい駅に迂回しなくても問題なく帰れる。グッジョブ!
↑らくらくKアリーナに到着
↑Kアリーナ付近の公園では桜が満開


↑Kアリーナの一番良いところは会場内で広々と飲食できるスペースがあるところだと個人的に思います。今回は早めに会場入りしてアーティストへの応援企画のメッセージを書いたり、一人茶をしばきながら入り口でもらったチラシを折ってゆっくり過ごすという贅沢を味わえました
■出演アーティスト
■キーくんセトリ
■ミノさんセトリ
- Call back
- Runaway
- Chase
- Something about U
- Falling free
- Romeo and Juliet
■キーくんのこと
ザパフォのオープニングでは各出演アーティストが挨拶代わりにかわるがわるステージに登場してパフォーマンスする時間があるのですが、今回のキーくんはHARDをBGMに、微笑みながら会場中に目線をおくってお手振りしていました。自分のソロ曲ではなくSHINeeの曲を使ったのはキーくんの采配かな?私も含め、SHINeeのわちゃわちゃ恋しさにザパフォに来たシャヲルもいたと思うので、そうやってSHINeeを感じさせてくれたことも嬉しかったです。初めて生で聴くPleasure shopに、私が大好きな振り付けのTongue tied、キーくんと楽しく一緒に歌えるI can't sleep、G.O.A.T.テンションぶち上げ盛り上げ曲の大定番となったHologramにGasolineと畳みかけてくるような大満足のセトリで、この日のためにPleasure shopの掛け声を頭に叩き込んできた私はここぞとばかりに絶叫していました(エネルギー使いすぎて、キーくんの出番が終わった途端へなへなと座席に座りこむなどした)。
冒頭二曲続けて披露した後のメントでは、開口一番、ミノがもう会場に到着して準備中であることを伝えてこちらを安心させてくれました。その他にも、日本でのキティ×ボクシリポップアップのこと、今後の日本イベント出演のこと、keylandのこと…会場からのキーくんコールに「🦊はーいキーくんだよぉ僕がんばってるよぉ~」と返したり、「GO Payめっちゃ便利!」「ゆりね初めて食べたけどこれは韓国には絶対ない食材、おいしい🦊」等会場中の笑いを取りつつ沢山スポしてくれてありがたかったです。
↑黒髪・短髪・カラコン最強
■他出演者のこと
今回は特に印象的だった2グループについて感想を書きます。
- Hearts2Hearts
SHINeeと同じSM Ent.からデビューしたばかりの女性アイドルグループ。日本のステージに立つのが今回初とのこと。要所要所にバレエっぽい動きを取り入れた群舞がとても綺麗。リーダーのジウさんの語学力の高さ。
私がもし20代前半で出産してたら全員産めてしまう年齢の方々ということもあり、これまでどのアーティストにも感じたことがなかった「親目線」で思わず見守ってしまいました。十代にしてステージに立つために凄まじい努力を日々続けているであろう、可愛く才能豊かな人達。これからの活躍が楽しみです。 - ATEEZ
久々に他グループのパフォーマンスに圧倒され言葉を失いました。一曲一曲が、まるでそれぞれに完成されたミュージカルを見ているようだった。メンバー一人ひとりが全く異質な才能の持ち主&その人々が奇跡的にワンチームとして最強のステージを見せている、という点はSHINeeにも共通する優れた点だと感じました。あと、日本語曲の発音が総じて綺麗。初見の日本語曲なのに歌詞が聞き取れて驚きました。特にメインボーカルのジョンホさんが歌う、「健やかなる時も病める時も」という歌詞と声はしばらく忘れられそうにありません(Forevermoreという曲でした!)。
出演アーティストの顔ぶれ的に観客はシズニの方が多いかな…と思っていたけど、ATEEZさんが出てきた瞬間会場を彩るペンラの色が一斉に白に変わった(アチズペンラと二本持ちしている観客が相当数いた)ことからもその人気の高さがうかがえました。納得。今SHINee以外のグループのコンサートに一つだけ行っていいよと言われたら私は迷わずATEEZに行きます。
■ミノのこと
日本に当日入りしてザパフォに出演予定だったミノ。その航空機がトラブルにより飛ばなくなってしまい、金浦空港で10時間も待機した後に、同じく足止めをくらったxikersさんと共に振替便で会場にかけつけてくれました。
恐らくキーくんと出演順を入れ替える形で大トリでの出演。当然リハはできずぶっつけ本番、前後の仕事もみっちり詰まっているであろう中、真面目なミノがどれだけ気をもんだか…直前のxikersさん(この方々も、長時間の足止めをものともしない素晴らしいステージを披露していました)の出番が終わった後、会場からは自然とチェミノコールが湧きあがっていました。私も半分祈るような気持ちでその登場を待っていたのですが、いざCallbackのイントロが流れこのビジュアルのミノがニコニコでステージに現れたのを見た瞬間諸々の心配が全部吹っ飛びました。
↑はい大優勝。何ですかこのこわいぐらい仕上がったビジュアルは!10時間空港で足止めをくらっていた人には到底見えない。
今回のトラブルで誰よりも大変だったはずなのに、それを微塵も感じさせない明るさとパフォーマンス、圧巻でした。さすがはSHINeeの希望の人。2月のソロコンで彼のパフォーマンスを見たばかりなのに今回更に表現が深まっているように見えて、ミノの可能性と底力を見せてもらった気がします。特にChase中盤の「애써 외면해봐도~」部分をじっと目を閉じて歌うミノの姿がまるで彼のモノローグを見せてもらっているようで…役者としてのミノ、スーパーアイドルとしてのミノ、それぞれが今すごくいい形で繋がってきている気がしてぞくぞくしました。Chase以外のセトリも非常に良くて、特に最後の二曲が「Falling Free」と「Romeo and Juliet」だったのが個人的に嬉しかった。生きていくことを空からの自由落下に喩える独自の世界観を持ったFalling Freeと、悲劇の結末を明るく塗り替える正統派プリンス=ミノに恋せずにいられないRomeo and Juliet、どちらも結構秀逸な日本語曲で、ミノの声質にもよく合っている名曲だと思います。最後、花が咲き乱れる美しい映像を背景に、スタンドマイクでRomeo and Julietを全力で歌い上げるミノとそれを囲む色とりどりのペンライトの光を見ながら、私はじんわり涙を浮かべていました。とんでもないトラブルこそあったけど、結果ミノはこうして日本の合同フェスの大トリを見事に務めてRomeo and Julietで会場を一つにしている…そんな夢みたいな世界が現実として目の前にあることが、ただただ嬉しかったです。ミノとチームミノの皆さま、ありがとうございました。大好きだよ。
※韓国→日本の当日移動、決して当たり前ではない。体力的に普通に大変だしリスキーだし…あちこちの仕事で引っ張りだこなのは良いことなのだけど。推し達には本当に頭が上がりません。
■おわりに
エンディングの出演者挨拶と練り歩きでは、NCT DREAMの皆さんとハグし合ってはしゃぐミノ、チソンさんと仲良くハートを作るミノ(行ったことはないけど、SMTってこういう尊い光景が沢山見れるってことですか?)、姫のほほ笑みを浮かべながら丁寧に観客へお手振りしファンサをして歩くキーくん、ATEEZサンさんの肩をすれ違いざまにぽんっと叩いて挨拶するミノなど合同フェスならではの他グループとの貴重な交流場面を見ることができ、最後の記念撮影では前回のザパフォに引き続きキーくんがその場を仕切り、そこにミノの「はい写真撮りまーす🐿🔥」の声がけが加わって安定感が半端なかったです。何より、ソロとは言えキーくんとミノが同じイベントに出て何気なく談笑している姿や、キーくんがコメントしているその横で、マイクをキーくんの頭にかざして素でふざけるミノとか、彼らがわちゃわちゃしている姿を見ることができて良かった。久しぶりにSHINeeの雰囲気を生で感じ取ることができた気がした。残念ながら今回SHINeeのイルコンに関するスポはなかったけど、気長に待ってます。SHINeeが長く長く活動し続けるために、今日も彼らはそれぞれのフィールドで実績を重ねているのだから。
キーくん、ミノ、いつもSHINeeの土台を守ってくれてありがとう。もうすぐオニュさんもテミンさんも一緒に公演できるね、楽しみだね!