2/15,2/16に横浜アリーナで行われたオニュさんのソロコンサートに両日参加した記録です。オニュさんの復帰後、ペンミ、新作アルバムリリース、ペンコン、またまたアルバムリリースとステップアップし満を持して行われた今回のソロコン。最新アルバムやコンサートのタイトルであり、オニュさんもメントで何度も口にしていた「繋がり(CONNECTION)」という言葉通り、様々な意味での繋がりを感じられた、あたたかなパールアクアグリーン色の空間での出来事について書きます。
■初めまして、横浜アリーナ
復帰後のオニュさん単独ステージ会場としては恐らく最大規模?の横浜アリーナ。初めて訪れる会場ということもありわくわくしながら向かいます。
↑お手洗い対策に有効と噂されているボンタンアメと共に出発

↑会場到着!
↑横アリの真横に「グリフィン」社があって二度見した
↑会場下見後に食べたデザートが良い感じのSHINeeカラーで私は嬉しい。腹ごしらえはばっちり。いざ、開演!
■セトリ
Focus
Shape of my heart
夜明けの世界
O (Circle)
Blue
소년
Dice
매력
번져
All Day
キラキラ
Always
遅く起きた朝に
Starry Night (찡구と一緒に歌う)
Beauty
마에스트로
만세
Winner
アンコール待ち:2/15 찡구によるAll Day合唱
アンコール待ち:2/16 찡구による鱗合唱
Hola! ⭐︎トロッコ
Life goes on ⭐︎トロッコ
Conversation
Promise You
■2月15日(土)
Focus:うねりの続きは
オープニングの映像が終わりFocusのイントロが流れ、白いマイク白いジャケットスタイルのオニュさんが現れたのを見た瞬間、「ペンコンから繋がってる」とシンプルにそう思いました。前回のペンコンのアンコール前最後の曲がFocusで、当時私はこの曲について以下のような感想をブログに記録しています。
オニュさんから始まった大きなうねりは再び彼のもとに集まり、弾けて粒となってオニュさんの中に帰っていったのだと、そう感じました。
こうしてオニュさんは、彼を愛する人たちの想いも何もかもを受けとめて、自分の時流をこれからも力強く生きていく、そんなエンディングと次回予告を見届けたような気持ちになった…以上が、現時点で最大限言葉にできるFocusの感想です。
「次回予告通り」オニュさんは찡구から受け取った山盛りの愛を、更に大きなものに変えてまたステージに帰ってきてくれたとそう感じ、冒頭から息をするのも忘れて聴き入っていました。
昇華された気持ち
今回日本向けに、日本語曲も沢山盛り込んでくれたセトリがとても良かったです(1週間後の韓国公演とは別セトリと思われるので準備が本当に大変だったと思う…感謝しなかない涙)。冒頭からFocus、Shape of my heartと、掛け声なしでひたすら聴き入る曲が続いた後に「夜明けの世界」のイントロが流れた時の感動といったら!思わずその場で「ありがとう、、」と小声でつぶやいていました。
私がオニュペンになったのはLGO活動期も終盤、当時はライブチケットなるものをどうやって買えばいいのかすら分からず、現場に参加することも叶わずずっとそのことをどこかで寂しく思っていました。ですが今回、夜明けの世界ほか、LGOのアルバム曲を歌うオニュさんの今の姿をしっかり見届けることができて諸々の寂しさが全部昇華された気持ちです。今となっては過去コンテンツでしか見られない聴けないものも沢山あるからこそ、そのありがたみをしみじみ実感しています。
トロッコ!ほっぺた!!
特にアンコールパートでの可愛さが半端なかった今日のオニュさん。グッズの緑白ボーダーシャツ着用で、만세の煙突をかたどったと思われるデザイン(スマイルフラワーとくまさんが座っていて非常に可愛い)のトロッコに乗って会場を一周してくれました!この日はセンター中ほどのお席で実はメインステージはほぼ見えない位置にいたんですが、トロッコでオニュさんがこの日一番近い距離まできてテンション爆上がり。ちょうどトロッコが最接近して一時停止した時の曲がLife goes onのサビの部分だったので、「♪君と笑って♪」部分のほっぺたの振付を、オニュさんがほぼ真正面にいる状態で一緒にできてオニュ好き好き大好きの気持ちが大爆発しました。
僕たちが繋がっている限り
今回はメントをほぼ全て日本語で頑張ってくれていたオニュさんが、最後のメントで言葉を探すそぶりを見せた後に韓国語で語っていた、「こうして僕たちが繋がっている限り、幸せに終わりはないのだと思います(※通訳さんによる翻訳)」という主旨の言葉に胸がぎゅっっっとなりました。찡구たちとの繋がりを、オニュさんが心の拠り所と感じていることがとても嬉しい。そして、大事なことを一番自分が思い通りに使える言葉で伝えてくれる、オニュさんのそういうところも大好きだよ。
↑明日もよろしくね!
■2月16日(日)
前日の幸福感と、今日という幸せな日もあっという間に過去になることへの寂しさと、その両方を抱えながら会場入りした二日目です。
↑前日会場で購入したアルバムの限定トレカのビジュアルが非常によかったので(有り体に言えばセクシーだったので)迷わずお連れしました
↑二日目の来場者特典ポストカード、と、花輪。きっとWOWWOWかスカパーで後日ライブが放映されるのでしょう
個人的に、神席
アリーナAブロックというメインステージに比較的近い位置にあるスタンド席に座れたおかげで、メインステージ、センターステージ、そこを歌い踊るオニュさん、彼を囲む찡구、ライブの随所にちりばめられた素敵な演出(オニュさんメッセージ入り紙飛行機や花束、ハートの花びら)などを視野良好で見わたすことができました。特にセンステにオニュさんが立つと、パールアクアグリーン色の海に立つその背中がすごく綺麗に見えて本当に良かったです。
Blue
これまでもこれからも、ライブで聴くことは難しいかもしれないと勝手に諦めかけていたこの曲を聴けたことは、今回のライブでオニュさんから貰ったギフトの一つだと思っています。しかも初日と二日目でまるで別の曲を聴いているかのように歌い方が違っていて。私は声楽面の知識が皆無なので正しい解釈はできないのですが…初日は発声の完成度は敢えて脇において、「今この曲を全力で歌いきるぞ!」というオニュさんの気迫のようなものを終始感じ、2日目は歌い出しはまるで子守唄をささやくような穏やかな雰囲気で、それがクライマックスに向けてどんどん昇りつめていくように歌い上げていて。オニュさんの表現の幅広さに鳥肌が立ちました。Blueに子守唄を感じるなんて、私の感覚が変なのかもしれないけど、ファルセットを駆使した凪いだ雰囲気のBlueが、不思議と心地よかったんです。
私がBlueを初めてちゃんと聴いたのはオニュさん休養期間中にVoiceのアルバムレビューを書いた時で、初日のBlueはその当時聴いた際の印象(※以下自ブログより引用)に近かったかもしれません。
Blueは誰からも背を向けたオニュさんが、大荒れに荒れる昏い海に向かって独りで絞り出すように叫ぶ曲、なイメージ。もし私がVOICEリリース当時にオニュペンだったとして、入隊5日前にこの曲を初めて聴いたら、はたしてうまく立っていられただろうか?笑顔で入隊を見送ることができただろうか?
ずっと上記の印象を抱いていたBlueを、今オニュさんが찡구の前で歌うと決めてくれたことが本当に嬉しかった。すごく新しくて、それでいて成熟したBlueを表現してくれたことが尊かった。未来の現場でもまた、今よりもっと素敵になったBlueを聴いてみたいという新たな欲が生まれました。
踊るオニュさんもやっぱり好き
基本的にはオニュさんの歌声をたっぷり聴かせてくれる構成だった今回のライブですが、要所要所で魅せるオニュさんの踊りや動きのキレがやっぱり好きすぎてメモします。
■DICEから매력へのつなぎの部分、ステージが暗転しモニターに光の映像が映し出されているのを背景に、暗がりの中両手をぐぐぐっと、まるで門を開くように左右に広げる動き
だったり、
■Conversationの最初のサビの直前のターン(ダンサーさんと寸分狂いなくタイミングを合わせてきめてくる)
だったり。ああやっぱりオニュさんは優れた歌手であると同時にまぎれもないKPOPアイドルなのだと感じてきゅんきゅんしました。
매력→번져に2日間とも恋
2日間で結構雰囲気違うなとひそかに感じたのがこの部分。あまりに違うので私の記憶がそもそも間違っている気もするのですが、やっぱり忘れられないので書きます。ざっくり言うと、매력の最後にセンステの床に倒れこんだオニュさんがそのまま片手を天に伸ばして起き上がり、そこから花道をゆっくり歩いてメインステージに戻って번져を歌い始めるという演出でした。特に初日が印象的で、花道を歩きながら客席にゆっくりと視線をおくるオニュさんの雰囲気が何だかすごく色っぽくて、そこから번져が始まったものだからもう恋でした。それが2日目になると雰囲気が一転してすごく晴れやかなお顔で客席に笑顔を振りまきながら花道を歩くオニュさん。前述の通り私の記憶違いか、オニュさんが意図して変えたのか、たまたまだったのか、真相は謎ですがとにかく印象的なパートで大好きです。
Winner
CONNECTION活動期に出演したラジオ番組等ではキーを下げたり終始和やかに歌っていた印象のこのタイトル曲ですが、ライブでは原曲のキーでMVの世界観に近い強い表情で歌うオニュさんが印象的でした。最後の「내가 아님 그 누가 Winner」ではその力強い表情のままに客席にマイクを向け、찡구による「僕でなければ誰がWinner」が会場いっぱいに響くようにしてくれて、見える形聴こえる形で「繋がり」を感じられる、胸が熱くなる場面でした。
花道猛ダッシュ・煽れ❥
オニュさんと찡구双方の掛け合いが特に印象的だった今回のライブ。個人的に最高だなと思ったのが만세とHola!でした。만세最後から二番目の「난 행복해」をセンステで歌い上げた後に、リズミカルな間奏と掛け声に勢いを得たかのようにものすごい勢いで花道をダッシュしてメインステージに戻るオニュさんの楽しそうな疾走感がたまらなく良かったです。Hola!はトロッコの上で披露されたのですが、最後に「올라, 올라 떠올라」の掛け声を찡구がリピートするところでオニュさんが、「もっとー!」「もっといけぇー!!!!!」と煽りに煽っている姿とそれに乗って絶叫する찡구の両方の姿が見えまして。改めて今日の神席に感謝すると共に私も声を枯らしました。楽しかった~。
完璧でなくても
比較的最初の方のメントで、「今までは完璧でなくてはと思って準備してきたけど、今は完璧ではなくても、こうしてみなさんと繋がれればいいんじゃない?って思うようになった」という主旨のことを言っていたオニュさん。「〇〇ではなくてはならない」という様々な枷を自分の手で着実に手放して、その代わりにファンと繋がりあってくれている今のオニュさんがありがたくて、ありがたくて、大好きです。
■おわりに:意味を作っていくのがぼくたちの意味
今回の二日間について書き留めておきたいことはまだまだ沢山あります。初日のStarry Nightでのフラッシュライトサプライズで目にいっぱい涙を浮かべるオニュさん、モニターに向かってパチッと綺麗なウィンクを決めて観客をわかせるオニュさん、客席の찡구さんが作った「G」のうちわを見つけて(ご本人の解説によると、前夜のSNSで「쥐」を「G」にかけて言葉遊びを楽しむ投稿をして、それを即座にうちわ化してくれたことに思わず反応したとのこと)大爆笑するオニュさん、二日目の最後の最後、後ろ向きのまま右手を静かにサムズアップして捌けていったオニュさん、他にも、沢山。ですが、オニュさんのソロコンツアーはまだ始まったばかりですのでこの辺で一旦締めくくることにします。2日目のエンディングメッセージを結びにかえて。
↑「意味を作っていくのがぼくたちの意味だと思う。同じ日同じ空間にいてくれてありがとう」
特に最近は自分のことを沢山言葉にしてくれるようになったとは言え、それでもどこかつかみどころがない魅力があって、そんなオニュさんに様々な解釈や意味を持たせようとするのは多分私だけではない気がしてる。そんなヲタクの欲も含めて「一緒に繋がることができれば、大丈夫なんじゃない?」と、他でもないオニュさん本人からこたえてもらえている気がしませんか?(これもまた、勝手に創作した意味にすぎないのかもしれないけど)。「ぼくの」でもなく「찡구の」でもなく、「ぼくたちの」と言ってくれてありがとうオニュさん。私の心にも橋を架けてくれてありがとう!ここから始まるツアーの成功を心から祈り、応援しています。
↑我が家のぬいぐるみが急に大所帯になって既存のネコちゃんたちが万歳三唱する図
↑お会いできた方々もありがとうございました!