2/8に行われた、ミノ初となるソロコンサートin Japan初日の記録です。「僕の初めてのソロコンサート」と、何度も何度もかみしめるように確かめるように口にしていたミノの姿、彼が愛するパールアクアグリーンの海、それらを会場の片隅から見守ったひと時について書きます。

↑ミノの現場では雨が降ることが多いという話を聞いたことがあります。今回については雨こそ回避したものの、大雪に見舞われた地方もあったとのこと。ですが不思議と会場近辺は驚くくらいの快晴でした
↑チェミノ氏、私来たよ!
■セトリ
1.Would You Mind
2.Affection
3.Came And Left Me
4.FIREWORKS
5.Round Kick
6.Chase
7.CALL BACK
8.Slow Down
9.I Don’t Miss You
10.Runaway
11.Prove It
12.I’m Home
13.Stay for a Night
14.Because of You
15.Waterfall
16.HeartBreak
17.Something About U
18.View (日本語ver)
19.Body Rhythm
20.Romeo and Juliet (日本語曲)
21.Choice
■ライブ本編
メント中も「緊張しています」と言っていたミノ。でも実際はその緊張感を凌駕する気迫のこもったパフォーマンスで、20曲以上ほぼノンストップで魅せ続けてくれました。あまりに素敵すぎて体感5秒くらいだったひと時の中から特に印象的だったことについていくつか書きます。
※写真は田中聖太郎事務所様撮影のものをお借りしました。
その美しさはやっぱり芸術
外見至上主義と言われるかもしれないけど、私はこれからも何度だって、ミノを見るたびにその美貌に腰をぬかし、ほめちぎります。オープニング、幻想的な青色の階段ステージが浮かび上がり、その一番奥から登場したミノの全身から醸し出される美に息をのむ感じ、唯一無二だと思う。
天井席から見るミノの顔は、米粒よりも小さく見えた。なのに、その顔の芸術的な彫りの深さは遠くからでもはっきり目立っていて。彼が歌い踊って顔の向きを変えるたびにそれが見えて軽く脳が混乱していました。顔の余白はどこ?あの均整がとれくっきりとした目鼻立ちは一体?
踊り
去年ミノがバレエを習い始めたという話を聞きましたが、その成果なのか、私が直近で彼を現場で見た日本のファンコンの時から比べて体つきも一段とすらりとしなやかに見えて…もともと体幹部分がしなやかに波打つ動きの美しさが印象的な人でしたが、今回それ加えて頭の先からつま先、指の先まで本当に神経の行き届いた踊りに進化していることに驚きました。彼のパフォーマンス全てが、上質なミュージカルを見ているようだった。
衣装
SM Ent.さんの良いところは衣装に贅をつくしてくれることだと個人的に思います。特に今回のソロコンの衣装は、すごくミノに良く似合うゴージャスさだったと感じました。個人的に特に好きだったのはこちらの二つ。
↑首元のチョーカーのゴージャスかつ上品なデザインが良い。あとインナーのシャツすごいシースルーなのに全然いやらしくなく綺麗に着こなしているのはミノだからだと思う。センステの一番前に腰掛けてシャヲルを見つめる表情の優しいことといったら。
↑フードを目深に被り、Heartbreakを歌い踊るミノの姿、ぞくぞくしました。この後のSomething About Uでトップスを潔く全部脱ぎ捨てることになるのですが、個人的には脱ぎ捨てた後よりこっちのフードがっつり被ってるスタイルが好きです。闇落ちした美しき主人公みたいで。(この衣装を纏うミノ自身は闇落ち路線から最も距離がある人だと思うので、そのギャップがまた良いのです。)
ホイッスル
メントにてRound Kickの掛け笛の話題となり、「ホイッスル」のカタカナ発音について客席に尋ねていたミノ。「💎ほいっするだよー!」という答えを聞いて、「🐿ほいっっ、する?(物をほいっとするようなジェスチャー)」と反応していた。私の中ではミノはダジャレを言わない(日本語であればなおさら)イメージがあったので驚くと同時に、その生真面目なお茶目さに悶絶するなどした。日本語韓国語関係なく、息をするように次々と高度なダジャレを繰り出すオニュさんの頭の回転の速さに日頃私は夢中だけど、それとはまた違うタイプの、聞こえた音を素直に日本語にあてはめてみた、という感じがするミノのボケも大変良かったことをここに述べておきます。
牛丼超特盛り
日本に到着して牛丼を食べたというTMIを披露したミノ。サイズは「超特盛」だったそうな。「🐿それでも…全然足りなかったです」とうつむき加減でぼそぼそっと話す姿が可愛いらしくて。あの話し方は狙ってやったのか、それとも本当に足りなくてしょんぼりしたのか…いずれにせよ、日本に来ても普段通りランニングし、ホテルのジムで運動して、牛丼の超特盛をぺろりと平らげて、初めてのソロコンもやってのける、そんな心身ともに健やかなミノが大好きです。
※ここまで読んで何となくお気づきかもしれませんが、今回の現場でものすごくミノに浮気しました(←)。しょうがない、SHINeeはみんな魅力的。
心奪われた曲①:I Don’t Miss You
Call Backの収録曲の中でほぼノーマークだったこの曲ですが、ステージで見た時にいい意味でギャップがあり、しばらくミノの曲はこればかり聴いてしまいそうなくらい好きになりました。物悲しい曲調の中、ダンサーさんとの絡みで妙に色気がある瞬間を見たことと、あとはミノが、歌いながら何かに思い悩むかのようによろめきつつとセンステを後ずさりし客席から離れていく、という演出が個人的に心に刺さりまして…実は私、前々からミノが「舞台の上をひたすら走ったり立ち止まったり歩いたり逡巡する姿」を見たいというひそかな変態的願望があって、その一部が図らずもこの曲で叶った気がしてどきどきしています。
心奪われた曲②:Romeo and Juliet
日本公演のためにミノがアンコールで披露してくれた日本語曲。調べたらミノが3年前のペンミで初披露した曲とのこと。この曲をミノがメントで紹介した時、客席から「ありがとう!」という声がいくつも聞こえてきたのも印象的で。「ジュリエットに」と観客のシャヲルを手でさしながらスタンドマイクでこの曲を歌い始めたミノの姿に恋。「悲劇の結末を一緒にぬりかえよう!」という趣旨の明るい歌詞がミノによく似合っていて、字面だけ読むとこっぱずかしくなるような言葉でも、ミノがそう言うならばちょっと乗っかってみようかな…と、何事も斜にかまえがちなヲタクですらそんな気持ちにさせてくれるような素敵な歌でした。
多分同じ気持ち
熱量たっぷりのコンサートの中でも、アンコールでviewが始まった時の会場のテンションがぶち上る感じはやはり別格でした。私含め、シャヲルの多くが願っているであろう「SHINeeに会いたい」という気持ちをミノもよく分かっているからこそ、最初のメントでは「いらっしゃいにー!」と言い、viewをセトリに入れ、最後の写真撮影の時には「せーの、しゃいにー!!!!!」って叫ばせてくれたのかなと、そう思います。もう少し都合よく想像するならば、ミノ自身が、記念すべき初のソロコンの現場でSHINeeを感じたかったその名前を叫びたかったのかもしれません。きっと多分、願っていることはお互いに同じじゃないかな?そんなことを思ったコンサート時間でもありました。
■おわりに:その終わりなき選択にありがとうと言いたい
今回、ミノ曲の掛け声を練習するにあたってなるべく各曲の歌詞の訳も一緒に目を通すようにしていました。声に出すからには、相手が、自分が何を言っているのかは最低限分かった上でそうしたかったから。中でも「Choice」の一節がすごくミノらしい気がして印象的だったので、この文章の最後に引用させていただきます。
끝없는 My choice
終わりのない My choice꿈꿔왔던 곳
夢見てきた場所무의미한 선택도
無意味な選択も나를 위한 길로 Move
僕のための道への Move
アイドルとして俳優としての長いキャリアにおける(芸能界に入る前からかもしれませんが)数々の選択場面において、ミノは自ら選択した道をベストに近づけるために惜しみなく努力し続けてきた人であり、これからもそうして生きていく人なのだとそう感じます。そんな彼が披露した初めてのソロコンサートは、コンサートでもあり、ミノ本人が演じるノンフィクションの舞台を見させてもらっているような、そんな特別なひとときでした。今日もぶれずに熱い人。ソロコンサート開催本当におめでとう、ミノ!
↑この銀テと同じ言葉を、私からもミノに返し続けます。SHINeeとシャヲルの希望の人ミノ、今回も本当にありがとう。