11月3日に台北にて行われた、K-MONSTAR主催のFLOWファンサインイベントに参加してきました。台北でのHola!開催と併せて対面ペンサが行われる旨をXで見かけて、せっかくならばと応募し当選した人生初の対面ペンサ会でした。台北ヲタ活旅のしめくくりに、夢のような場で目撃した一部始終の記録です。
■概要
- 参加人数:30名
- スケジュール(所要時間90分程度)
- 受付
- 対面ペンサ
- Q&Aコーナー
- ラキドロ
- フォトタイム
- HI-BYEイベント
- その他主なガイドライン
- フォトタイム以外の撮影録音禁止
- ペンサ時「P.S(●●書いてください!というメッセージのこと)」はNG
- 対面ペンサ時は「直筆の手紙」のみアーティストに手渡し可。その他小物類をアーティストに身に着けさせることはNG
■集合と受付
集合時刻の少し前に集合場所に到着した私。既に他の参加者と思しき人も何人か集まっていました。集合場所にはHola!のグッズの展示&販売もされていて、いつでも購入できるレイアウト。何か買おうかな…などと考えつつ付近をうろうろしていると、人混みの中になんだか見覚えのある男性がいるのを発見。あ、グリフィン代表様だ。普段SNSや動画で観る姿そのままに、ゆっくりと巡回されていました。私の周りにいた찡구さんも何人かそれに気づいて、じっとその様子を見守ります(そこにいた人一同、大事なお仕事中なので絶対に話しかけちゃいけない、という思いで一致していた気がする)。やがて代表氏はグッズ展示の中からファブリックポスター2種を手に取ってレジに並び、その後奥のスペースへと消えていきました。当日代表氏がインスタストーリーにアップした内容を観る限り、ご自身用に(?)購入したようです。みんなにも沢山買って欲しいもんね。
↑代表氏インスタより
受付
- 身分証の提示&参加証となるネックストラップ(ラキドロで使用する参加者番号が記載されている)とリストバンドを受け取る
- サイン用のFLOWアルバムを受け取る
- ①アーティストがサイン時に参照するポストイット(あらかじめローマ字で名前が印刷されている)、②サインしてほしいページの目印用ポストイット、③Q&Aコーナーでのオニュさんへの質問を記入する用ポストイットの3種を受け取る
- 入場までの待機時間の間に、①と②を記入しサインを希望するページに貼り、③を記入し所定のボードに貼っておく 所定時間にイベント会場へ移動。一列あたり6名✖️5列のレイアウト。参加者30名中半分くらいマスター様なのかなと思うぐらい、皆さんの撮影機材がプロ仕様ですごかった。実際、後日SNS上にペンサの写真がマスター様アカウントから沢山あがっていたからそうだったのかもしれない。スマホの方もちゃんと三脚準備されていたり、手持ちのスマホで手をぷるぷるさせながら撮っていたのは私ぐらいだったかも?↑オニュさん用の机とともに📷
■イベントスタート
オープニング
FLOWのアルバム曲をBGMに、参加者一同緊張の待機時間。やがてスタッフさんから声がかかり、最前列の人たちがステージ横に一列に並んだ。そして会場後方のドアが開き、ベージュのカジュアルスーツにHola!のファブリックポスターをマントみたいに身につけたオニュさんがグリフィン代表氏に先導されて登場。意外なスタイリングに会場中が笑い声と귀여워の叫びで騒然となった。ファブリックポスター販促の一環だったのかもしれないけれど、私含めてど緊張で待機していた찡구の気持ちをほぐすためだったのかも?一気に場の空気がなごむ。それにしてもオニュさんが近い、とにかく近い、普通に目の前にいて感覚がバグる。小学校の教室ぐらいの大きさしかないお部屋なのでそりゃそうか。壇上に立つオニュさんはまさにオニュ先生。そんなオニュさんが座る椅子にはふかふかそうなブランケットとクッションがセットされていた。たぶんまだ腰の調子的に座るのも痛かったのだと思うけど、運営様が今日のために準備した、そういう何気ない小物にも優しさを感じて救われる。「⌒▽⌒みなさん準備はいいですか?始めましょうか!」的なオニュさんの挨拶を合図に、対面ペンサが始まった。
対面ペンサ
最初の人がステージ上の机にオニュさんと向かいあって座る。あぁ対面ペンサの様子が公開形式なのねこれは羞恥心を手放す修行なり。サイン中に次の参加者がアルバムをスタッフさんに渡し、自身は手紙だけ持ってステージに上がる仕組みだ…などと考えながら1人目の参加者とオニュさんのやり取りを見守るがまだ終わる気配がない。見守る参加者の中に「え、長くね?」的な雰囲気をまとった控えめなざわつきが広がる。本国式の対面ペンサってこれが普通なのか?参加者がオニュさんの前の席についてからバイバイまでおそらく90秒以上あったと思う。1人目の方が終わった時、私も含め客席にいる参加者から小さく拍手があがった。彼女は自分の席につき少し涙ぐんでいた。トップバッターお疲れさまでした。私の座席の位置から、参加者の肩越しにオニュさんのお顔がちらちら見えてこの上なく眼福。このあと私の番になった時に向き合ったオニュさんの顔はもう殆ど思い出せないのに、待機時間中に見たオニュさんの、目をきゅーっと細めて笑う顔や時折見せる困り眉、席を立つ参加者を笑顔でじーっと見送る顔は今でもまだ記憶している。そして今回も運営様の優しさが光っていた。中国語→韓国語通訳担当のスタッフさんはまだお若そうなのに通訳てきぱき、ど緊張の찡구さんには「ファイティンですよ!」的なジェスチャーで励ましていた。タイムキーパーの方も剥がす感じは皆無で、時間がきたときも名残惜しそうな笑顔を浮かべながら「はい…ではそろそろお時間ですよ」的な雰囲気で穏やかに声をかけていた。総勢5,6名スタッフさんがいたけど他の方もみんなそんな感じ。日本のリリイベの時にも私はスタッフさんに対して同じ感想を持ったので、たまたま優しい人が集まっているというよりはグリフィンさんから指導が入ってるのかもしれない。
Q&A
無事全員のペンサが完了し、入場前に参加者が書いたQAポイの内容にオニュさんがランダムに答えていくコーナーとなった。いつの間にかスタッフさんが遊び心を効かせて、会場後方の棚にSHINeeのペンライトとオニュさんとテミンさんのトレカを並べて飾っており、それに気づいたオニュさんが「わぁ何でテミンいるのいつの間に⌒▽⌒!?」と驚いていた。
そしてポイの数が少ないので私の質問も普通に読まれてびっくり。↑メリョでバチバチ踊るオニュさんも、444で取り憑かれたように演じるオニュさんも私は大好きだし、どちらも興味ありまくりであって欲しい
「⌒▽⌒映画公開されたよ」的なコメントに続いて「ダンスは⚫︎⚫︎だし演技は⚫︎⚫︎ですもんね!」と、みんな違ってみんないい的な回答を恐らくしてくれてたんですが、ここでも私のリスニング力の無さが災いし肝心の⚫︎⚫︎が聞けずでした涙。準備不足の自分を殴りたい。でも答えてくれてありがとうねオニュさん。あとは歌のリクエスト系の質問がいくつかあって、その場で「The name」ともう一曲のワンフレーズをアカペラでゆるやかに歌ってくれたオニュさん。う、上手い、上手すぎる…なんだこの至福時間は。
ラキドロ
オニュさんが参加者番号のくじを箱から引いて、当たった人にサイン入りポラプレゼントのコーナー。10、11、20、21と連番で当たって、「⌒▽⌒💧よく混ぜてるのにおかしいなぁ」となったオニュさんが次に引いたのが私の番号でした。ビギナーズラックとはこのことか。
フォトタイム
フォトタイム時のシャッター音が記者会見並み。「💎ジンギヤ!요기!」「💎ウィンク!次はほっぺに指あてて!」等々テンポよくポーズに関するリクエストの声が参加者から上がります。やっぱり参加者の中にマスターさんが複数名いるねこれは。彼女たちによる素晴らしきお写真が沢山SNS上に上がっているので私からは一枚だけ。撮影機材は準備できなかったけど、スマホをiPhoneに新調しておいて良かったと思いました。↑ウィンク♡
ラキドロは終わったけどここでおまけの一枚として、その場でオニュさんがセルフでポラを撮ってサインし、くじを引いた1名にプレゼントするというサプライズあり。当たった方おめでとうございます!
HI-BYEイベント
楽しき時間はあっという間、エンディングの挨拶の時間に。挨拶後いったんステージを降りて壁のサインスペースに移動しサインするオニュさん。壁にサインするその横顔がシンプルにかっこよくて見とれた。その間に参加者が一列に並び、再びステージに上がって机をはさんで立ったオニュさんの前を参加者が一人ひとりバイバイして通り過ぎ退室する、HI-BYEイベント(お見送り会)が最後に行われた。私の番では、「👤日本で待ってます。アンニョン!(前の人に習い胸の前でハートポーズつくってみる)」「🐰(ハートポーズ)はーいアンニョーン⌒▽⌒」という感じ。ベタだけど、推しに同じポーズとってもらうってテンション上がるね。
こうして、夢のようなイベントはお開きとなりました。
◾️おまけ:推し様とヲタクの、ペンサにおける会話例
私にとっては何より忘れたくない記憶なのでこれも記録します。自分の番が終わった後は撮影録音さえしなければ自席で何して待っていてもいい時間だったので、他の方へペンサ対応をするオニュさんをチラ見しつつ必死にスマホにメモしました。以下、美しき推し様ととあるヲタクの会話のようなもの、です。
===
👤 안영!
🐰 안영~⌒▽⌒
👤일본에서 왔어요~.
🐰わはぁぁ⌒▽⌒
👤オニュさん日本語でも大丈夫ですか?
🐰いいですよ〜
👤ありがとうございます!
🐰にじゅうよん…名前
※ここでオニュさんがサインするページを開くも名前のポストイットがなぜか裏向きに貼られており、私の当選番号の24番が見えていた。(ちゃんと貼ったはずなのになぜぇぇ!)オニュさんも私も思わず笑う。オニュさんがしずしずとポイをひっくり返すのを見つめる数秒間
🐰⚫︎⚫︎さん?
※ポイはローマ字表記だったけど、さらさらとひらがなで名前を書いてくれる神対応
👤はいそうです!オニュさんにどうしても会いたくて、日本からきました。
🐰ありがとうございます〜⌒▽⌒
👤昨日のコンサートもいきましたよー。
🐰⌒▽⌒
👤オニュさんの声とか、、表情とか、、その力が本当にすごくて、圧倒されて、涙が出そうになりました。すごかったです
🐰あーー、、なんかいいですねぇ…それ
👤いいですか?
※予想以上にオニュさんがしみじみとした口調で「いいですねぇ」と言ったことに少し驚いて思わず聞き返すなど。
🐰はい、いいです。
👤あとあれもよかったです。No parachute とメリョの間のところで、オニュさんがマイクスタンド倒した時足で受け止めてたのめっちゃかっこよかったです。オニュさん覚えてますか?
🐰覚えてますよ!
👤めっちゃよかったです!
🐰へへ⌒▽⌒
👤ああいう動きって、こうするとかっこいいかなって考えてしてるんですか?
🐰うーーん、自分でこうするとかっこいいかなって考えてやってることもあるけど、なんか自然にできてることもあります。自然にできるようになりました。
👤すごい…そういうとこも好きです。オニュさんのそういうところも好きな찡구さんがたくさんいると思いますよ。
🐰ふふふ⌒▽⌒
👤韓国にも、台湾にも、もちろん日本にも、オニュさんの味方はたくさんいるから、安心して、やりたいことやっちゃってください!
🐰はぁぁい!
※この辺でスタッフさんからもうすぐ時間ですよの声がかかる。
👤オニュさん愛してるー!
🐰ありがとぉぉ⌒▽⌒
※微妙に時間が余って、オニュさんがコメントを書く様子を見守る数秒間
🐰(書きながら)また日本であいましょねっ!
👤はーい日本でまってます。감사합니다!あ、あと手紙書いてきました良ければよんでください!
🐰⌒▽⌒
→オニュさんからサイン済みのアルバムを受け取って撤収↑その日は日曜日。大好きなSUNDAY。オニュさんのお馴染みのサインと、読み返すたびにしみじみ笑顔になるコメント
===
「⚫︎⚫︎してください」系のお願いがどうしても思いつかず、結果「オニュさんと『会話』めいたことをしてみたいなぁ」と贅沢にも望んだヲタクの欲を、きちんと汲み取って対応してくれたオニュさんの対応力に感謝感謝です。
■台北ヲタ活旅、総括
こうして2泊3日のヲタ活旅の予定をすべて終えた私は、お土産を買ったりなんだりしながら空港へと向かい、深夜に日本に帰国しました。対面ペンサの余韻でよほどぼーっとしていたためか、最後の最後に交通カードを紛失。残り僅かな元で台北から空港までの片道切符を買って、残金は7元(日本円にして35円相当)で帰国するというミラクル。生きて帰ってこれてよかった。
オニュさんやSHINeeを推すようになるまでは、新幹線や飛行機に一人で乗らないどころか夜出歩くことすらしない生活を5年間ぐらい送っていた(深刻な理由がある訳ではなく、単に出産育児に追われていただけですが)ので、人生どう方向転換するか分からぬものだなぁと特に今回しみじみ実感しました。一方、すごい陰キャで、ライブ会場付近のそこここで行われていたソンムル配布行列に並ぶことすらできなかったり、対面ペンサ終了後その場に残って楽しそうに話す찡구さんの輪に入ることなく、彼女達の姿を数秒見つめてそっと立ち去るような性質は相変わらず。多分これからもそう。
でもだからこそ…ライブの客席でお隣だった찡구さんと降ってきた銀テをがさごそ巻いていたら同じ一本を両端から巻き合っていて大笑いしたこととか、ペンサ会の時に座った椅子が座るときに大きな音がして、シンガポールから来たという찡구さんと「え?壊したw?あー大丈夫だね!」的に言いあったこととか、そして、「なんかいいですねぇ」としみじみ言葉を返してくれたオニュさんの低い声とか…そういう何気ないような誰かとの瞬間瞬間の記憶が、今回の台北旅で見た素敵な光景とともに格別にきらめいています。推しなる存在と出会ったことで、そんなきらめく景色を沢山見せてもらえていることは私にとって本当に幸いなことです。
オニュさん、私の吉兆、私の旅の入り口。今回も素敵な旅に連れ出してくれてありがとうね。大好きだよ。※台北関連は今回の記事を含めて3本にまとめました。よければ以下も併せてご覧ください!
★オニュさんファンコンin TAIPEIライブレポート★台北観光日記