こしょこしょ噺

好きなもののこと。育児のこと。あとはつぶやき。一姫二太郎を育てながらふらふら働いてます。

2歳児の成長記録とイヤイヤ考

雨水の日は過ぎてしまったが、週末は娘とお雛様をかざろうと画策中。
去年までは見向きもしなかったけど今年はどうかな。お雛様に娘がどんな反応を示すのか、経年変化を見るのが楽しみです。

2歳5か月を過ぎ、できることが飛躍的に増え、彼女なりの道理や自我も立派に確立されつつあるのを日々実感します。

<成長トピック>
・ここ4か月ほどはトイレでのウンチ成功率100%という快挙
・おしっこについても本人の気分がのった時には「おしっこいくのー」と教えてくれるようになった。気分がのりすぎてお風呂中におしっこコールをする時があり、母子ともども全身びっちゃびちゃのまま慌ててトイレにいくこともしばしば(適当にお風呂の中でしないところはちゃんとしている)
・食欲超旺盛。乳児の頃から母乳の飲みっぷりがいいなぁと思ってはいたが、その勢いを失うことなく何でもおいしく食べる子に成長中。
白ご飯、とうふ、卵料理全般、プチトマト、カボチャ、ドライフルーツ(フードドライヤーで手作り)、鶏肉、牛肉、豚肉、焼き魚全般、しらす
あたりが特にお気に入りの様子。おなかは常に臨月並みにまんまる笑
・絵本大好き。ここ最近は「そらまめくんのベッド」や「かみさまのめがね」等、多少長めのストーリーがある内容や絵がにぎやかに細やかに
書き込まれているものがお好きな様子。特に気に入った本は一部のセリフを諳んじるぐらいヘビロテしている

そらまめくんのベッド (こどものとも傑作集)

そらまめくんのベッド (こどものとも傑作集)

かみさまのめがね

かみさまのめがね

・ままごと大好き。クリスマスプレゼントに私たちから贈ったキッチンを起点に、日々おりょうりしてくれます。得意な献立はハンバーグ、おだんご
・お歌大好き。保育園で歌う歌を覚えてきては家で熱唱している。中には「むしゃむしゃのもりはこわいもりぃー おおきなくちをあけてますぅぅ おなかをすかせたじゃんぐるだー♪」等なかなかスリル感あふれる歌詞もあり、それをかわいらしく歌っている様子はシュールで面白い
・ブロック遊びはたしなむ程度。何かに見立てて作るというよりも、高く積むことをシンプルに楽しんでいる様子
・3語文、4語文も流暢になってきた。日中保育園であった出来事について教えてくれたりする。「●●ちゃんと、△△と、いっしょににげろにげろしたの」「□□ちゃんと、おばけやっつけにいったの」などなど

<イヤイヤ激化>
心身の成長に伴いイヤイヤも静かに進行中です。
娘の場合、ショッピングモールの床に寝転んで泣き叫ぶ系の派手さは無いものの、本人なりの道理ができあがっている(そしてその多くは大人の視点からすると理不尽極まりないものである)ためそれに反するような大人の理屈はがんとして受け付けないし、大人のペースは意に介することなく持論を展開しまくります。

◾イヤイヤの例
・朝食(味噌汁、ごはん、肉野菜炒め)開始後、大好きな肉野菜炒めを早々に平らげ「おにくがなぁいのー」
→まぁこれぐらいは想定内ですよということで大人の分をシェア。「(私)全部食べるととーたんかーたんの分がなくなるから、お肉はこれでおしまいね」「(娘)うんうん!」
→おかわりのお肉もぺろり。「(娘)おにくがなぁいのー。おにくがよかった」「(私)んーそうかそうか。あのね、さっきさ、お肉はおしまいってお話ししたよね」「(娘)おにくがよかったのぉぉ」「(私)そうだねーおにく大好きだもんねー。あっそうだ今頃お肉さんは●●ちゃんのおなかの中で…」「(娘:私のセリフにおもっきしかぶせて)どらいふるーつはあるの?」「(私)えっ?あーそう、そうねドライフルーツはあるよ」「(娘)どらいふたべるー♪」「(私)しゃーないなー
じゃドライフルーツ食べたらご馳走様できそう?」「(娘)うんうん!」
→私、ドライフルーツのパックを差し出す。娘の好きな分だけ自分でお皿にとってもらうスタイルですが、当然のように山盛り皿に盛りつける娘。
そしてぺろり。「(娘)しろっぷはあるの?」「(私)シロップはないよ。しかも●●ちゃんお風邪ひいてないしシロップはなくて大丈夫よ」
「(娘)いやいやかぜひいてるの!しろっぷがよかったぁぁぁ」「(私)そーなん?お咳も鼻水も出ていないねぇ。あー●●ちゃんが元気でよかっ…」
「(娘:おもっきしかぶせて)しろっぷがよかったぁぁぁぁぁぁぁっぁ」~そして時は流れる~

…ということでこの後もぐだぐだと応酬が続いた後、最終的にはお水を飲んでおかあさんといっしょの録画を見るということで双方合意に至りました。
文字起こししてみればとても可愛らしいやり取りなんですが、約束という約束を9割がた反故にされることへのいら立ちや、私なりに娘の世界観に近しい理屈をあれやこれや考えて言葉をかけようとするも、そうやって考えている間に彼女の興味関心はもうよそに行ってしまいそれに関する別のイヤイヤをぶつけてきて、あれ今私が思案した時間てなんだったんだろう的な徒労感で、結果心がかつお節のごとく削れていくのです苦笑。

世間的な正誤の軸や、こうすればよい的なアドバイスは星の数ほどあるし、ついついそれらを気にして迷子になりがちですが、結局自分自身が機嫌よくいることが子にとっては何よりの安心感につながるはずなので、娘の各種の要求について自分が許容できるか否かである程度の線引きをしていければと思います。あと、イラっとしたらいっそその気持ちを子に伝えるのもありかな。言い方に工夫が必要だけど。
(今回の例でいけば「さっきのお約束が守れなくてかーたんちょっと悲しかったわぁ」とか「かーたんお話しの途中やったんやでもー」とかかなぁ)

脳内反省会だけだと自分責めになりがちなので、文字起こしするなり旦那氏に話してみるなりしてなるべく建設的にPDLAをまわしていこう。

子の寝顔を見ながら「今日もごめんね。。」ではなく「今日もようやったねぇ!」になることを目指しまする。